洗濯

向田邦子は一人で「父の詫び状」の親元を離れて暮らし始めたときに、「慎独」(独リヲ慎ム)という色紙を書いて部屋に掲げておいて、ついついゆるみがちになる独り暮らしの規律を保つための心の支えにしておいたそうである。

もちろん私も尊敬する向田邦子に倣い、独り身を慎んでいる。部屋はいつもぴかぴかで、いつ誰が訪れても恥ずかしくないように、整理整頓がきっちりなされているわけだ。

いや、やっぱり日記に嘘を書いてもしょうがない。実は、もうすごいんである。いや、本当に。最初のころは「洗濯や皿洗いはちゃんとやっているから、散らかってはいても不潔ではない」と言う主張(言い訳ともいう)がぎりぎりかすめるくらいの状態ではあったのだが、最近はいろいろなところにほころびが出始めて、危険水域に達しつつある。

台所にあるタオルも、当初は定期的に洗っていたのだが、さて、最後に洗ったのは一体いつだっただろうか。もちろん、このタオルを使う前は常に手を台所で洗っているので、このタオルにはH2Oしか付いていないはず、とは思うわけなのだが、やっぱりそういう自己欺瞞を許さないほどに汚れてきていた。

というわけで、今日はこの台所タオルも含めて、いろいろ洗ってきました。うーむ、やっぱり洗いたてのタオルは違う、と言うような感慨は特に抱きませんでしたが。

ちなみに、下着の類は本当にきれいじゃないといやな性質なので、(ほぼ)毎日必ず替えています。Al Bundyではありません。全国三千万の芳樹ファンのみなさま、ご心配無きよう。

はっ、ここまで書いて、慎独って実は男女間のことも含意していたのだろうか、という疑いがわいてきてしまった。もちろん私は慎んでいますので、天に恥じる事はないわけですが。

ドイツ語の雑誌

Disneyのインターン時代に一緒にいて、SqueakのHarvesterおよびGuideとしてすばらしい働きをしてくれているMarcus DenkerがSqueakの紹介記事を"C't"という雑誌に書いたようである。オフィシャルページ(http://www.heise.de/ct/)からは目次などを探す事もできなかったが、こちらも良い話である。

Squeakers DVD

よーやく、12ヶ国語字幕つきのNTSC版Squeakers DVDができあがってきた。ジャケットもオフセット印刷でよりつるつるな質感でナイスである。ディスクそのものもドーナツの真ん中付近まで印刷がされているのだが、こちらは好みが分かれるかな?

.subファイルからSqueakで書いたプログラムで字幕をビットマップにレンダリングし、Apple DVD Studio Proで読み込める.stlという形式に変換したりして、なかなか大変だったわけである。アジア地域の配布はアカデミア社に頼む予定にしているので、日本の皆さんにも近々購入していただけるようになるはずである。

写真で、"Squeakers"というタイトルの上にごくごく小さく"Subtitled Version"とかいてあるところに注目。

インド料理

遠来からのお客さんがいるときには、しばしばViewpointsのおごりでお昼が食べられたりする。そういうときに良く行くのは、BurbankにあるGourmet 88という中華料理店か、あるいは同じくBurbankにあるIndian Tandooriというインド料理店である。今日はインド料理店のほうに行ってしばしの歓談と言う事に相成った。$7.95でカレー料理食べ放題なのでなかなかお得なお店である。もしかすると、5月のヨーロッパ行きにはイタリア行きが絡むかもしれない。この話はなかなか期待大である。

David Smith

David SmithがLAに来ている。朝Viewpointsのオフィスに出てきたらMichael と話していて、Michaelがちょうど「で、Croquetはいつごろリリースになるのか」、ということを聞いていた。それに対する返事は「今日だけでそれを聞かれたのは4回目だよ」というものだったのでついでに僕も5人目になっておいたわけだが、今思うと確たる答えはなかったような気もする。まあ近いのだと思っておきましょう。

ロング・ビーチ・トーナメント

毎年3月のSt. Patrick Day後の日曜日には、California State University of Long Beach (CSULB)の体育館で、50チームくらい集まるような大きなバレーボールの草の根大会がある。CSULBの体育館は俗称Pylamidと呼ばれているわけだが、それはなぜかというと写真のようにピラミッド型をしていて、中でプレーをしているだけで不思議と背中のあたりにストレッチパワーが溜まってきたりするくらいすごいピラミッドなためである。

僕自身は、去年のこの時期は京都にいたために(上林先生、(涙))、実は今年が初参戦というわけであった。

このトーナメントの形式は、日本でスポコンバレーに燃えている若人から見るとその煩悩が昇華して具現化してしまったようなもので、男3人、女3人からなる6人が1チームとなってやるというものである。が、うちのチームの女性陣はお○さんが多いので、とか書くと語弊が立つので書かないが、そういう面では燃えないがね。

集まったチームは3つほどのレベルに分かれてやるわけだが、一番強いレベルでは、200cmクラスの男と180cm以上の女性が集まっていたりして、男の強打を女性がしばしば動いて拾ってしまったり、という相当見ごたえのあるプレーが繰り広げられたりしている。良くミーハーバレーファンが宝塚と区別の付かないような見世物としてバレー選手を追いかけたりするが、このトーナメントのように、どこのファッション雑誌のモデルさんだろう、というような人がいっぱいいたりするところを見ると、高身長フェチの人には応えられないトーナメントであろう。

翻って、我々は秀さんが家族を振り切って参戦してくれた以外はいつものメンバーである。レベルも控えめにentryレベルにしておいて、優勝したときの商品を狙う、というのもまたいつもどおり。

チームが多いので、ラリーポイントで30点1セットという変な試合であったりするところも、国際ルールなどにはまったく合わせるつもりのないアメリカチックなところである。

我々は低空飛行ながら、最初の予選リーグを接戦接戦でものにし続け、なぜか5チームのプールで4連勝して一位になってしまった。僕自身はなんとなく本調子ではないながらもなんとか上に打って逃げたり角に打ったりして決まることは決まる、という感じだったと思う。それでも、ばかでかい相手にまともに打ち付けて止められてしまうことも多々あったわけだが。いつもの我がチームE-Teamとは違って、落ちそうな球をぎりぎりでつないで返して返して、ポイントにしてしまう、というプレーが何度も出たのが良かった。

それで(entryレベルの)決勝トーナメントに進んだのだが、もうおじさんなので疲れてきてしまってどうも肩の可動域が狭まったのか、スパイクを打っても振りが遅くなって、手首の辺りで押し出しちゃったりとかいう情けない状態が続いてしまった。威力も落ちて拾いやすそうに拾われてしまったりと、ちょっと悲しい感じもあったわけである。

それでも、かずくんが指を怪我していながらも特に後半がんばってくれて、秀さんのフェイントも(あ、スパイクも)炸裂して、決勝トーナメントの2試合もまた逆転勝ちでものにしてしまったわけである。特に決勝戦は先にマッチポイントを握られてからの逆転で「大いに盛り上が」った。


商品は、ボールがもらえるという大方の期待を裏切って、帽子や毛布や、In-n-Outのただ券といった「余り物?」という疑念を呼ぶようなものであった。それもまたよしだが。

というわけで、今日は朝8時半から丸一日バレーをして、楽しく過ごしたというわけでしたとさ。おしまい。