カレー

というわけで、今夜はカレーを作っている。「ルーにも小麦粉入っているのだから追加して入れることはない」と言われはしたものの、やっぱりとろみがかけているような気がするので、今回も小麦粉を入れることにした。前回は最後に振りかけたのが災いしてだまだまなカレーになってしまったので、先に水に溶いてから入れる、というように成長の跡を見せているわけである。文明の進歩。

FasterBMPWriting patch

DVDの字幕を作っているときには、各言語ごとに約500枚、12ヶ国語なので計約6000枚のビットマップをSqueakから出力する必要があった。当初Squeakに入っていたBMP出力のコードは相当に効率が悪くて、6000枚の字幕画像を生成して出力するのに1時間以上かかっていた。

そこで、最近お気に入りのトリックであるBitBltのhackBitsを使ったりして、「なるべくCのスピードで動くように」書き換えたところ、BMP出力の部分だけなら30倍から50倍くらい、字幕生成の全体を見ても10倍くらいは高速化されて、ちょっとした字幕の変更を何度も試したりする気になるくらいの速度にはなったわけである。

この高速化パッチをsqueak-devなどにも投げたわけだが、Alan Grimes某なる男に(実際彼が何を言いたかったのかは定かではないが)、「BMPファイルはファイルサイズが大きいのだからいまさら高速化するようなパッチを入れても意味がない」、というようなことを匂わされてしまった。別にシステムが早くなるのは何の問題もないと思うんだけどね。ただ、Ned Konzにも同様なことを書かれてしまったので、とたんに「おや、もしかして俺のほうが間違っていたかな」と思ってしまったりもする弱さもあるが。

その後GIFReadWriterやPNGReadWriterと速度比較をしたりしたが、それらと比べても優に一桁以上は速いので、Squeakに関して言えば、BMPを使う理由、というのはまだまだ大いにあるわけである。あ、ちなみにSqueakの独自形式である.form形式ならこのBMPよりもさらに一桁速いので、もう爆速である。Squeak以外では読めないという意味でもう誰にも追いつけないわけである。

結局Stephaneがメインストリームに取り込もうと言っているのでそのようになりそうではある。僕は別にBMPの肩を持つつもりもないが、オープンソースコミュニティにおけるパッチの扱いについて、またひとつ奇妙な経験をしてしまいました、という話であった。

大学時代の友人

大学時代の同級生には一風変わった人が多く、私などは綺羅星のごとしだった同級生達と比べて、ごくごく目立たない学生だった。特に2年生になって学科所属されたばかりのころは、内気な性格のために仲間に溶け込めず、皆が楽しそうに語らっているところを柱の影からそっと見ているような学生であった。だが、家で孤独に遊んでいたかーに・グランプリというPC-98用のゲームが大学でもはやり始めたそのとき、私にもチャンスがやってきたのである。このゲームの2面には戦略的に配置された岩が並んでいるところがあって、皆はそれらの岩を迂回して走ってタイムロスしていた。だが、私は自ら編み出した巧みな方向転換テクを使って、それらの岩の間をすり抜けるという走りを披露してしまったのである。その結果、ドッジボールの上手な小学生がクラスの人気者になるのと同様に、瞬く間に計算機実習室の人気者に躍り出てしまったわけである。

というのは実はかなり脚色が入っていて事実とは異なる面があるのだが、お話としてはそのほうが面白い(かなあ)ような気がするので、まあそういうことにしておこう。

かーに・グランプリに関してはやりすぎで留年してしまったS君のような人も出るくらい中毒性があったわけでもある。私は比較的早めに飽きてしまっていた記憶があるのだが。

というような事を何で書いているかというと、最近同級生で年貢を納めている人が出ていて、なにやら近況報告などが行われているからである。そこで、大人になったと思っている友人達に、消す事のできない過去があるということを微かに突きつけておこうかなと思ったりしたがためである。