夜ご飯

Diegoだよりでばかりはいられないので、Scott (Wallace)とMichael (Rueger)とで近場のごくごく普通の家族が食べに来るようなお店に入った。お子様方からお年を召した方までありとあらゆる年代層の人がいてなかなかすごいノイズレベルではあったが、かなり現地的な経験ができた。"agua con gas"でさえも通じなくてビールが出てきたわけではある。阿部さんの呪いか?

DanやAndreasのようなスーパースターSqueakerとそうでないSqueakerについての飲み話など。

メリダとバダホス

Extremadura(エクストレマドゥラ)にはMeridaとBadajozという都市があるわけだが、Badajozのほうが人口は多くてフランコ政権時代は首都(というか県庁所在地なのかね)だったものの、その後の政変でMeridaに移ったという経緯がある。そういういきさつもあるし、良くある「俺たち・あいつら」感覚がある、ということになっていて、例えばDiegoの手伝いをしているMonicaさんはBadajozから毎日Meridaに通っているBadajoz人なのだが、毎日帰るときには「もうMeridaに我慢ならなくなったから帰るんだね」とか「Meridaのハムのほうがうまいでしょ」とか、罪のないからかいをお互いしあって遊ぶ、というような関係らしい(DiegoはBuenos Airesだから、安全な位置から抗争をあおって遊べるという位置にいるわけである)。福岡と佐賀みたいなものかね。

先日の日記にも書いたように、メリダには1世紀のローマ時代に作られた橋が残っていて、まだ日常の足として使われているわけであるが、その東岸には、アウグストゥスの像が、橋の向こう側を指差した形で建てられている。現地人の振りをしているよしき君は、「アウグストゥスもBadajozを指差してやっつけろといっているよ」ということをいうわけである。

良い天気

すっかり現地人の時間で生活している我々である。Diego (Gomez Deck)は某超重要なミーティングがあって我々とはあんまり遊べなかったため、とりあえずオフィスで昨日の続きをしていたわけである。

3.7bのテキスト属性

TrueTypeでもStrikeFontでも、boldとitalicをAlt-7, 8や茶色のハロからあるテキストに同時に付けると、ひとつづつoffにしていくことができない(変な説明だが)ことに気がつく。3.6では当然ちゃんと動いていたわけだが。も!

TrueType TextStyleに下線と取り消し線を付けられるようにするパッチを作ったわけだが、Diegoの要望は主にSmall-land版の機能拡張だと思うので、とりあえず3.7系列のことは壊した人に任せておこう。というわけで、squeak-devに投稿だけしておいた。

TrueTypeフォントのアンダーライン

「お昼ご飯」の後は、ちょっとしたハックタイムとなった。PianoRollを使って、ドロップされた任意あのオブジェクトのactionを起動できるようにすることをどう実装するかについて話した後、僕はときどき小耳に話の進展を聞きながら、TrueTypeフォントベースのテキストで、下線を合成してつけられるようにする変更をした。2時間くらいである程度動くものにはなったので、明日の午前中に細かいところを詰めて行きたいと(今は)思っている。

Calamonte Instituto

お昼ご飯前にはそのような高校のひとつであるCalamonteという小さな町にあるInstitutoと呼ばれる高校(?12-18歳)に見学に行った。ここはすべての教室にコンピュータが置かれていて、使いたい先生はいろいろなやりかたで使っている。本当にどう使っているのかをちゃんと見るだけの時間がなかったのは残念であるが、生徒の出欠状況や成績の管理のソフトも自分たちで作り(70年代のBASICのような話だが)、Webベースで見られるようにしたり、先生はVNCに基づいた仕組みで生徒の画面に何が写っているか、あるいは逆に自分の画面を各コンピュータに見せたり、いろいろなことができるようになっている。

面白いのはデフォルトでデスクトップにおかれているアプリケーションの名前が、Extremaduraの名所史跡の名前にちなんだものに変えられていることである。名前は忘れたがある遺跡名をクリックするとOpenOfficeワードプロセッサがあがってきたりとか。自分たちのものなんだ、という感覚を現場の人がひっしともってやっているということで、これはなかなかエキサイティングだよ。

実は、あるクラスが終わるあたりで、教室の中にScott、Michael、Diegoと一緒に入ったわけである。ラテンの子供だけに、外人が来たということで予想通りもう大騒ぎになってしまって、「ハロー」とか「オラ」と言われたり、あとは何がなにやらわからないジェスチャーを投げかけられたり、とても恥ずかしかったなあ(親指と小指だけ伸ばして他の指を曲げて、ほっぺたの辺りで動かす(そしてにっこりする)というのはいったいどういう意味だったんだろう)。

僕も昔とった衣笠でイタリア語の知識がある程度使えるので、むりやりスペイン語風にしたイタリア語で話したり(まあ通じているような気もするときがある)、ちょっと受けを狙ってしまったところではある。軽薄だが。