さらされた!
Dariusが昨日の日記にコメントを付けてくれているのだが、Jef Raskin、実は読んだことないんです。でも、某古株さんがちょっとここには書きにくい評価をしていたなあ。
って、squeak-devに送られているし。やや。
あ、それはそうと、両手インターフェイスの対象性は大事ですよね。実は僕も物によっては突然左利きになるような人ですし(耳掻き:「左」、ボール投げ、スパイク打ち:「左」、鉛筆:「右」、箸:「本当は右だけど、左も困らない程度」、ボール蹴り「右」、目:「右」)。
コントロールキーなどを使ったキーボードショートカットというのは、キーボードのみを両手で使っているときはどちらでも良いですが、マウスと併用するときは問題になりえますからね。最初からポインティングデバイス込みで両手用にデザインするときは、違ったものにするべきでしょう。
Ted Kaehler
彼もますごい人だが、今はSqueak 3.8-ishなイメージでProjectLoadingの改良をしていて、MultiSymbolやTTCFontSetに対するツギ当てはいったいどういうことなのだ、という電話がかかってきたりした。
というわけで、それを説明した後、日本語TrueTypeまわりの問題を修正して、allInstancesをむやみに使っていたところをやめるパッチを書いています。
恐るべきことに、「クラスコメント」がない、と言われてしまいました。南谷さんにも言われたことがありますが、どうもすみません。'Multilingual-Baseclasses'だけには付けたんですけどね。
南谷さん
id:kaminamiな南谷さんのhttp://squeak.sakura.ne.jp/を宣伝するとなんだか良いこともあるようなので、また書いてみたり。日記によるSEO。
squeak-dev メーリングリスト
最近はAlan Grimesではなく(彼もまだちょっと暴れているけど)、Joshua Scholarという人が暴れている。彼がつい最近日本語入力がやりたいのだがうまくできない、ということを言い出したときには「おおっ!やるじゃん」と思ったのだが、ある程度親切に答えたつもりなのに返事がなく、次の日くらいにはSetは高速化できるしロジックもおかしいというようなことを書くわりには、いろいろな仮定がぼろぼろで他の人を悩ませるものの話がかみ合わず、とたんに今日になったらAltとCtrlがおかしいのはおかしいといやみったらしい書き方で書き始め、結局新しい話題が出るたびに、続いていたはずの古いほうの話題を忘れてしまっているようである(若い人なのかな)。
ただでさえ通数の多いところこういうのは迷惑だよなあと思う今日この頃である。
両手インターフェイスと"fluency"
diredを使っていると便利だなあ、と思うわけだが、なぜ便利なのかということについて、せっかく他に仕事があるのがいい機会だと思うので(?)、逃避行動として言わずもがなのことを書いておこうかなと思う。
Alan Kayのいった言葉に、「コンピュータ・ユーザー・インターフェイスは両手インターフェイスであるべきである。だいたいもう一方の手が何のためについているのか考えたことがあるかい?」というやつがある。もう一つは、「ユーザー・インターフェイスは学んだり練習したりする必要のあるものであっても良い」というものまる。この裏には、「練習した結果得られる利得が十分に大きく、だんだんと自分の速度で学んでいけるのであれば、学習は苦にならない」という観察がある。
Xerox PARCにおいてAlanのグループがGUIやマウスの普及に大きな寄与をしたということを持って(どちらも彼らの発明品ではないが)、Alanが「誰にでもすぐ簡単に使える」ということだけを賛美している思っている人もいるようだが、決してそんなことはない。彼のこの発言の念頭には、彼が良く使う楽器の例がある。ピアノは人差し指だけでも「咲いた咲いた」くらいは演奏できるが、本当に興味深いことができるようになるレベルに達するには、十分な積み重ねが必要である。ピアノなどはそのレベルに達するまでに何ヶ月も何年もかかるが、それでも得られるものの利得が大きい(いろんな意味で)ので、少なからぬ人が(プロになるわけではないとわかっていても)練習するわけである。
コンピュータの世界で言えば、豊田君や久米さんが大好きだったAge of Empireなどは練習を必要とする両手インターフェイスの典型的な例であろう。豊田君などは、夜な夜な「青銅入りの素振り」と称して青銅の時代に到達する時間を測ったりするほどの猛練習をしていたが、その結果身に付けた流れるような操作(流暢さ、fluency)を駆使して、柴山研内で隠然たる勢力を誇っていた。
真のコンピュータUIも、最初は簡単であっても練習によって人間の知的生産能力を大きく拡大することができるものでなくてはならない。正則式(正規表現)を書いてマッチするファイルをマークして、別のディレクトりに一気にコピーする、というようなことが、両手を使った数ストロークの入力のみによって実現できるようになったとき、人はプロメテウスが盗んだ火をもう一度手に入れ、その威力におののくことだろう(っていうのは嘘だけどさ)。
dired
僕の.emacs(からいつの間にか呼ばれる別のファイル)には、
(add-hook 'dired-mode-hook
(function
(lambda ()
(require 'dired-x)
(setq dired-listing-switches "-alg"))))
(setq dired-guess-shell-alist-user
(list (list "\\.rie$" "./rie -vtd" "./rie" "rie -vtd" "rie")
(list "\\.tar$" "tar tvf" "tar xvf")
))
というところがあります(2番目のやつは実はもう少しあります)。(require 'dired-x)のところがミソですね。describe-modeで機能でも眺めてください。