授業

なんだかわからないままに連れて来られたMeridaである。1時間半くらい話をする、と聞いていたのだが、相手が学生だとは思っていなかった。メリダ中央大学とでも訳すのか、Centro Universitario de Meridaというところでやっている夏季集中講義で、講義とパネルディスカッションなどを3日間にわたってやるうちのひとつ、ということも知らなかった。Valentin Maseroという大学の先生が「生徒のうちの何人かは英語が余り得意ではないので...」と話す直前にいわれたりするとも思わなかった。それでも、Alanのプレゼンを耳学問した「Learning Environmentとはなにか」ということについて15分くらい、Squeakについて15分くらい、毛玉について20分くらい、Tweakについて20秒くらい、そして$100 Laptop Computerについて10分くらい話したら、なんとか形になったような気もする。「late-boundの国に入らばlate-bindingせよ」ということわざのとおり、さすがスペイン。

http://www.unex.es/verano/

移動

また移動です。Magdeburgから電車で1時間半ほどかけてBerlinへ行き、そこからバスでTegel空港へ。なんだかやみくもに遠いような気もするのですが、2時間くらいで国際空港にいけるというのは私の東京の実家とそれほど違わないのかもしれません。

Madrid経由でBadajoz(バダホス)空港へ。バダホス空港は、去年も書いたように、小さな小さな空港です。中から見ると荷物のベルトコンベアがありますが、飛行機から降りた人はその建物の外側を歩いて行くので、せっせと荷物をコンベヤの端っこに載せているのがわかったりもします。なんだか「前世紀からの遺物」のような飛行機が野ざらしになって置かれていたりする空港です。

Iberia航空の近郊線版"Air Nostrum"は、ターボプロップでかっこよいです。フライトアテンダントのお姉ちゃんが、滑走から上昇している最中に舟をこぎ始めていたのが面白くて、上昇中の機内で寝ているところを激写してやろうとしていたのですが、どうやら俺の視線を感じると目を開けるのでなかなかうまくいきませんでした。

ExtremaduraといえばDiegoです。Badajoz空港に家族で迎えに来てくれました。なんだか車やちょっと他のものも新しくなっていました。Nico君も元気です。

疲れましたが、勝手知ったる空港ばかりではあったのでなんとかたどり着きました。明日の発表準備をしつつ、ダイヤルアップで書いています。おやすみなさい。

のんびり

日曜日は、ドイツ人のようにのんびり。またしてもMichaelのところでお昼のような朝ごはんをいただいてしまった。

ゲストハウスにある洗濯機を使おうとしたのだが、50セントコイン(ユーロだよ)が必要ということで、街中を放浪して(というのは嘘だけど)なんとかかき集める。ドイツの日曜日は、お店は基本的にお休みで町の目抜き通りの交差点でもゆっくりのんびりとした時間が流れているのである。駅まで行って、コーヒーなどを買いつつ、おつりを"fünfzig euro coin"でくれと言っても、「ないない」と激しく言われて、2ユーロのおつりのために1ユーロコインと50セントコイン二つをくれたりする。そういうことが2軒のお店であったのだが、本当に50セントコインがそんなにないことってあるのかね?(と人を疑う私であった)。

洗濯機も日本語や英語がしゃべれないので、なかなか苦労した(ようである)。

夕方から、エルベ河河畔で、Michael、Andreas、Bertとアイスを食べつつ、行く川の流れを見つつ、ミーティングもどき。当たり前だが、ヨーロッパにはヨーロッパの視点と研究費の流れがある。

Leipzig

ライプツィヒに連れて行ってもらいました。Michaelのお家で朝ごはんを頂き、また180km/hとかで飛ばしてLeipzigへ。前日には、AndreasとMichaelが「Leipzigの人はなまりが強くてさー、レープチみたいに言ったりするんだよ」と教えてくれたりもしたのだが、もちろん俺にはどちらでもそれほど大きな違いはなかった。

意識していなかったが、毎土曜日には、バッハが晩年をオルガン奏者として過ごしたThomas教会でコンサートがある。ちょうどよい時間だったので、日本人だけで入って一時間ほどオルガンを聴いてみた。ちょっと前の日記にも書いたけど、Alanからバッハの調律法の秘密が解き明かされた、という話を聞いて以来、音楽的素養はまるでないのにバッハとオルガンがプチマイブームなのである。(何度でも書く。http://www.larips.comは一見の価値あり。)

Gewandhausというところの前には、立派な噴水がある。シカゴにも似たようなものがあるのだが、この手の噴水は、魚の口とか、馬の鼻とか、ほら貝とか、妙なところから水が流れ出るようになっていて、ややもすると「それはもしかしてギャグでやっているのか?」と思わされてしまうところが面白い。

東西統一の動きがはじまった場所、といわれるニコライ教会では、結婚式が進行中だった。牧師さん(だと思うが)が延々と夫婦二人がどうあるべきかを新郎新婦にドラマチックな身振りと口調で語り聞かせていた。日本人でよかった。

そぞろ歩きの道すがら、Würst(ソーセージをパンにはさんだもの)を食べましたよ。

町の中心部には、昔の建物の壁だけ残して再建築中の建物などもあり、「純粋階段」ならぬ「純粋壁」になっていて面白かった。

ガイドブック等にはなかなか載っていなかったのだが、Leipzigの南側にあるVölkerschlachtdenkmalはなかなか巨大で面白かった。地上から500段弱の階段を一気に上がると、Leipzig周辺が見える。1813年にナポレオン軍を破った記念と戦死者の哀悼なのだが、なかなか一見の価値ありです。

http://www.voelkerschlachtdenkmal.de/final/index.htm
http://www.national-monuments.org/brit/voelk.htm

買い物をしたりした後、Magdeburgに帰って、料理好きで有名なMichaelの手料理をいただきました。もう良くしてもらっています。

sf.livedoor.com

Squeak界の動向を調べるためなぞに使っていたライブドア未来検索なるサービスだが、一月振りくらいにキーワードSqueakでやってみたらすごいことになっている。

http://sf.livedoor.com/search?q=Squeak&sf=update_date

blogspot.comははずしたほうがよいような感じだな、ここまでくると。

僕のはてなにもリンク元スパムがたくさん来るようになってしまった。誰かが「リンク元」を見て僕のページから辿ってしまうと、ポジティブフィードバックでどんどんリンク元の上位にたまるようになってしまうのだな。困ったもんだ。

はてなで気に入らない人がいたら、そのひとのページの「リンク元」からごみサイトへ移ったりすると、ほんのちょっとしたいやがらせになるね。

Magdeburg

昔の日記にも書いたが、Magdeburgは初めて真空を人工的に作ったオットー・フォン・ゲーリケの町である。町のあちこちにいろいろ描かれた半球が置かれている。その辺の写真もおいおい載せていこうと思うが、とりあえずは滞在している部屋の写真。「ゲストハウス」だが、質実剛健な部屋である。