ODM of OLPC
となんだかわからない略語ですが、$100 ラップトップ・コンピュータの製造業者が決まりました。ニュースリリースが出るタイミングを見ていようと思ったのだけど、すっかり忘れていました^^;
http://laptop.media.mit.edu/2005-1213-olpc.html
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20092972,00.htm
このQuantaという会社は100億ドル(1兆2000億円くらい)の年間売り上げがあって、実は「世界最大規模のラップトップ製造会社」です。LCDも内製しているところが大きな利点です。
いつも、日本の会社(そして日本)が関係してくれればな、と思う気持ちはあるのですが、誰もデフレ圧力に手を貸したくないでしょうからちょっと難しいのかもしれません。
アートコンピューティング・シリーズ第9弾「汽水域」
紹介するのを忘れていた気がしますが、さいたつさん司会でid:propellaな山宮さんも参加して、「科学から芸術、教育からビジネスまで幅広い分野で先端を行く人々を迎え、世界のこれからについて少しでも議論」するイベントが17日に開かれます。皆様是非お誘い合わせの上どうぞ。
Attack from Space
"Attack from Space"という題名だけで何の映画かわかった人は只者ではないだろう。これは新東宝が1950年代から60年代にかけて作っていた宇津井健主演の「スーパー・ジャイアンツ」という宇宙ヒーロー物の一本である。Fry'sでDVDを$4.99で売っていたので「しゃれ」で買ったのだが、2ヶ月ほど放置しておいてようやく機が熟したわけである。どうやらもともと連続物だったようで原題が『人工衛星と人類の破滅』と『宇宙艇と人工衛星の激突』というものだったはずが一本の映画としてまとめられてしまっているのだが、これはこれで良いだろう。ただ、どうやらその過程でもともとの日本語音声が落ちてしまったようで、前編英語吹き替えで見ることとなった(それもまた楽しからずや)。ただ、例によってアメリカなので、ヒーローの名前が"Star Man"という面白みのないものに変えられてしまっている。
中身は、ある意味かっこよい。タイツ姿の宇津井健が(あの衣装はストレッチマンに影響を与えている気がする)、マントをひらひらとたなびかせながら宇宙をのんびり飛んでいく。いや、きっと緊迫感あふれるところなのだろうが、間の取り方が今とは違うわけなのだな。
宇宙ステーションのへりについている網みたいな柵を手でStar Manが引っ張って壊すとステーションが爆発してしまったりしていた。すごい。
Star Manは途中で一度やられてしまい、"Death Star"で消息を絶つ。その後、宇宙人は地球人を脅迫するべくニューヨークとロンドンと東京に核ミサイルを発射する。あわや、というタイミングでStar Manが復活し、発止とミサイルを受け止める(あるいは先っちょをビームサーベルで切り落とす)...と思いきや、ミサイルはそのまま目標を盛大に破壊。国会議事堂も吹っ飛んでしまう。すごい。
その後Star Manは伏線も特になく復活して敵宇宙ステーションに現れ、くるくるまわったり、力こぶを作って笑って銃弾が跳ね返したり。格闘シーンはちぎっては投げちぎっては投げ、Star Manの行く手をはばむ宇宙人たち、というよりはStar Manは特に目的があるようでもなく敵をなぶっているようでもあった。最後は、敵ステーションにロケットで体当たりして破壊(なぜロケットは無事なのか)。大団円である。
Magnificent Desolation: Walking on the Moon 3D
IMAX Theaterで見た3D映画。これはほとんど今年一番の感動そして興奮であった。
http://www.imax.com/magnificentdesolation/
アポロ計画でNASAが得た月での映像と、それを元にしたCGで3次元化された映像が織り交ぜぜられ、事実の再現映像と言う趣の(そして一部架空の)ストーリーを綴っているわけなのだが、真空の異世界が透明感を持つビジュアルで迫ってきて、「圧倒的な自然に微力ながら知恵を絞って立ち向かう人類」、というテーマが力強く感じられる。
「月に行ってみたい」と言う子供の夢、いや幼年期のころからの人類全体の夢。その願いがかなった土地は静かで過酷な世界ではあった。しかし、そこを軽やかな足取りで弾む12人の宇宙飛行士にとってはまさに輝ける太陽の夢の土地であろう。
この映画でも「人類の月面着陸は無かったろう論」に対する言及はちょっとだけあるのだが(残念ながら)、人間の知恵と勇気と自然に対する謙虚な姿勢を、単純な陰謀論で片付けてしまう、そういう論を信じてしまうような人にも是非とも見て欲しいところである。
http://moon.jaxa.jp/ja/popular/story03/にある陰謀論への反論をあらかじめ読んでいたのだが、月着陸船が着陸するときの砂塵が飛びすぎていた、という点を除けば映像の科学的再現性も高かったように思う。
将来の子供達がさらにこの夢を発展させるのだ、という構成を素直に受け取って、「自分もいつか月に行ってみたい」とわくわくして見るのが吉であろう。
コピー
朝日新聞に
紛失した新聞コピー、無事戻る ブラックソックス事件 2005年12月09日10時29分 1919年のワールドシリーズで起きた八百長「ブラックソックス事件」を詳報した新聞のコピーがイリノイ大図書館から紛失した事件で、コピーが無事戻っていたことが分かった。7日、AP通信が伝えた。 ホワイトソックスがワールドシリーズを制した今秋からなくなっていたが、6日夜、図書館の机の上に置いてあるのが見つかった。誰が戻したかは分かっていないという。
http://www.asahi.com/sports/update/1209/073.htmlという記事がある。が、この中の「コピー」はいわば誤訳だろうね。同じニュースを詳しく報じているhttp://www.chicagotribune.com/sports/baseball/whitesox/chi-0512080326dec08,1,4639244.story?coll=chi-newslocal-hed&ctrack=1&cset=true
のような記事を読むと、タブロイド型の"Collyer's Eye"という週刊新聞がなくなったということだから。英語で"copy"というとき、本や新聞みたいに印刷されたものを指すので、「本物1部」が"a copy"と言われるのだが、誰かがそれを「コピー」とやってしまったわけだ。ゼロックスコピーみたいなコピーだったら別になくなったって良いもんね。