Meta II
小さなシステムの話として、我らがインターンAlexは"Meta II A Syntax-Oriented Compiler Writing Language"という1960年代初頭の論文を読んでいる。BNF指定された構文中に.OUTとかいうコード出力命令を挟んで書き、それによってパーズするとコードが出てきてそれを実行できる、というものなのだが、そのBNFを読む構文を同様に書くと、それでコード生成までするコンパイラが書けてしまう、というものである。
Alexは論文を読むだけではなくて、実際にその出てきたコードを解釈実行するインタープリタを書いて、実際にそのコードが動くかどうか確かめていた。100行くらいのインタープリタと、総計200行くらいのマシンコードで書かれたブートストラップ用のコンパイラに、BNFで書かれたコンパイラ記述を食わせてコンパイラを生成し、そのコンパイラで自分自身をコンパイルして見たりしている。偉い。
DabbleDB
Avi BryantとAndrew CattonのDabbleDBは、ベンチャーキャピタルから2百万ドルほど資金提供を受けることに成功した由。
http://gigaom.com/2006/06/26/dabble-db-raises-cash/
彼らのSeasideはRuby on Railsがはやったさらにその先で波を起こしうるテクノロジーだと思うので、未来に期待です。
ベッカム嘔吐
http://www2.asahi.com/wcup2006/news/KYD200606260018.html
26日付のドイツ朝刊各紙は、得意のFKでイングランドをベスト8進出に導いたベッカム主将を大きく取り上げ、試合中に疲労と体調不良から嘔吐(おうと)した様子を伝えた。
大衆紙ビルトは「一皮むけた素晴らしいFK」と称賛。ピッチ上が36度にも達したことに触れ、「疲労からかベッカム、嘔吐」と写真付きで伝えた。夫の体調不良に驚くビクトリア夫人の写真も掲載した。
モルゲンポスト紙も「試合前からおかしいなとは思ったものの、大丈夫だろうと出場した。しかし後半から具合が悪化し嘔吐してしまった」とベッカムの談話を掲載。テレビカメラには気付かれず、観客に見られることはなかったと報じた。
と書いてありますが、ESPNではベッカムがちょっとかがんで苦しそうにしていたところを拡大してスローモーションで出していましたが。「独紙が報道」ということもないような。
メール免許制
手塚君のところhttp://www.dl.kuis.kyoto-u.ac.jp/~tezuka/blog/経由で知ったhttp://daemon.m-i.jp/には、mailer-daemonさんからのメールを人間からの英語のメールだと思ったり、あるいは自分で送ったはずの相手がなぜか英語で返事を書いてきたりしたと思ったりして返事を書いてしまった人のメールが晒されている。
インターネット(って何?)免許制という議論もあった気がするが、メール免許制のほうはより理にかなっているかもしれない気はするな。メールというシステムが前時代のものでより良いシステムに移行すべし、という意見もまたあるし。
Phishing
ごくろうなことだ、と思うが、俺のところにも時々世界各地の銀行を騙ったメールが来る。今日はたまたま俺が口座を持っている銀行からも来たので、指定されたURLにアクセスしてみたのだが、ページが(すでに?)なくなっていた。残念。
税金の申告の時期に、同僚のところにirs.govからのメールを騙ったやつが来ていた。URLを見ると、ちゃんと"<プロバイダ名>/~<ユーザー名>"みたいになっていて、誰のページに誘導しようとしているかわかってしまう上に、そもそもそのURLもどきの文字列が"http://http://"から始まっていたりしてちゃんとあくせすできなかったんだよな。業者に何十ドルか払ってメールアドレスのリストを購入して、ちょっとお小遣い稼ぎでもしようとした高校生か誰かだったのだろうか。