C5 2007

C5 2007という国際会議が、来年一月に京都で開催されます。論文発表に加えて、「ワークショップ」という得体の知れないトラックが追加されているようです。それがどういうものかはおいおい分かると思いますが、京都に行きたい人、意外な人のキーノートや発表などを聞きたい人は参加、発表を検討してみてください。詳しくはこちら:

http://www.cm.is.ritsumei.ac.jp/c5-07/

車輪の再発明

車輪の再発明」という言葉はときどき聞くわけだが、ある人があることを指して「あれは"reinventing the wheel"だ」と言ったら、某A氏が「あれは"reinventing the flat tire"だよ」と言ったことがあったな。(ジョークの説明をすると、"flat tire"はタイヤのパンクのこと)

外を中だと思うと中は外

「外を中だと思うと中は外」という格言を考えてみた。「中を外だと思うと外は中」でもよいけど。

記憶が定かではないのだが、昔ドイツが海洋封鎖をしてイギリスと大陸との間の物資を止めたとき、ドイツの新聞は「イギリスは大陸から孤立した」という見出しを掲げたわけだが、それに対してイギリス人はイギリスのエスプリを発揮して、「大陸はイギリスから孤立した」という見出しで新聞を出したとか。

インターネットのファイヤウォールでも、中につないだコンピュータを守っているつもりのうちは良いけど、いったん自分が外に出ると途端にファイヤウォールの中が外になってしまう。(で、HTTPは普通通るからとかいってポート80の中にいろいろなものを詰め込んでフォワーディングさせたりするんだけど、こうなると別に最初からそこがファイヤウォールの管理の外に入れているようなものだし。)

まあ、視点はIQ 80に相当する、ということではあるが、特に「中だけでこそこそやっている」という風に言う人がいる場合、その人も中からは「中でこそこそやっている」と見えることもあったりね。

Sugar

http://wiki.laptop.org/go/Sugar_Activity_Tutorialに、SugarというOLPCで使われる「シェル」のようなものから使えるアプリケーションの作り方が書かれているのだが、比較的過去の遺産に縛られないはずのプロジェクトで、ごくごく当たり前にアプリケーションをひとつ作りたいというときに、4種類(以上かな)の言語を織り交ぜて、さらに多くのファイルを生成して組み合わせて、やっとこさ動くようになるというのは何かが間違っている気がするのだがなあ。何であれ、他のファイルを生成してそれがさらに別の処理系に食わして何かをさせる、という場合、ちょっとでも毛色の違うことをやろうとしたりすると、便利だったはずのものが途端に重荷になるし、開発のターンアラウンドは下がるしね。

東海岸でやっている人たちのプログラミング能力が非常に高いのは間違いないのだが、これを見ると、complexityをもてあそぶのが好きな人たち(それができてしまうので好き)と思ってしまう。