Cedars Sinai病院

なぜか病院へ。Cedars SinaiはLAでは一番目くらいに有名な病院である。某日記作家さんは結局簡単な検査をしたのだが、別の検査をするべきかどうかを検討するときに、病院から保険会社に電話をして、その検査が加入している保険でカバーされるかどうかを確認したり、そして簡単な採血検査の前には、採血室にクレジットカード読み取り器があって、そこでサインしながら「じゃあ」といって血を採り、他の書類にちょいちょいとサインしたら、「はい」ということで、会計窓口によったりすることなく帰ったり、なかなか新鮮な体験であった。なにしろ、過去6年アメリカにいて、一度も病院らしい病院には行ったことがなかったからなあ。

Salsa(ダンス)の本

オフィスを共有しているMartinは、ラテンのダンスをふとしたきっかけから習い始めて、深みにはまっているうちに、結局サルサとラテンダンスのステップや音楽やスタイルなどに関する長大な本を書くところまでたどり着いてしまったそうである。

この本はオンライン版が購入できるので、興味のある方はこちらをどうぞ。

http://furius.ca/salsa-book/

OLPC

もう一週間ほど前のことになるが、OLPCの開発者向けメーリングリストにおいて、「スプレッドシートアプリを作っている人はいないか?」という質問があった。

http://lists.laptop.org/pipermail/devel/2007-May/005207.html

それに対して、「スプレッドシートを6歳からの子供に使わせるべきではない」と決め付けた人がいた。その決め付けの理由は、概ね「俺は作っている人がいると聞いたことがないから」というものだったのだよね。

http://lists.laptop.org/pipermail/devel/2007-May/005217.html

Jim (Gettys)も「そんな決め付けはよくないよ」と書いていたが、

http://lists.laptop.org/pipermail/devel/2007-May/005222.html

俺も興味があったので、「スプレッドシートで数字のことを学んだり、グラフを書いたりできるのになぜ使わせるべきではないと思うのか」と聞いてみた。

http://lists.laptop.org/pipermail/devel/2007-May/005223.html

決め付けをした人は「いや、ちょっと書きすぎだった」と謝っていたので、

http://lists.laptop.org/pipermail/devel/2007-May/005230.html

PowerPointみたいな短い箇条書きを促すような事務処理ツールの使い方を学ぶのは教育の目的ではないので、そういう議論はありうるがね」とフォローをしておいた。

http://lists.laptop.org/pipermail/devel/2007-May/005233.html

が、話はここから微妙な方向へ展開する。OLPCのUIのリーダーで、UIスタイルガイドラインを書いたり、アイコンやメニューバーなどのデザインをしたり、なによりXOの全体のUIに関する決定権を持っていたりするはずのEben Eliasonが、「プロジェクトに参加したときからほしいと思っていたアプリケーションがあるんだよ」と言って以下のようなものを持ち出してきたのだ。それは、

  • スライドショーなんだけどどちらかといえば現代版のHypercardみたいなもので
  • イメージやサウンドや動画やテキストを扱うことができるだけではなく
  • Logoタートルも操作できるが
  • 同じLogoみたいなスクリプティング言語でプログラムできるので、
  • 次のページに進むというアクションや、マウスカーソルの位置など使ったプログラムが簡単に書ける

こういうものがあれば子供がコンテンツを作れるだけではなく、先生方にとっても教材作りの最高の道具になるだろう。と書いてきたのである。

http://lists.laptop.org/pipermail/sugar/2007-June/002597.html

「それなんてEtoys?」という突込みがAlanや(SJからも)含めて各所からあったわけです。本当にありがとうございました。

というわけなのだが、なによりEtoysチームが先月Cambridgeにいたときは、Ebenもそこにいて我々のデモも見ていたと思ったのだがね。リーダー格の人がこれだからな。SJもものを学ぶのが得意なタイプではないなと思ったわけではあるが、それでも我々と一週間ほどすごした結果、何ができるのかというアイディアは得たようではあるのに。「人間誰しも見たいものを見る」習性があるのは否めないし、常に自戒しなくてはいけないことでもあるのだが、Etoysについて知るのはそこまで難しいものなのかね?

Ebenの働きぶりで問題だと思ったのは、アイコンやメニューのデザインを「わき目も振らず」Adobe Illustratorでひたすらやっていて、プレゼンテーションもFlashやPDFでやっていたことではある。最終結果はXOの特殊なディスプレイ上で、XOのある種特殊な性能の元で表示・実行されるものなのだが、このスタイルだとどうしても「すごくきれいで凝ったもの」を早いコンピュータ上で高機能なソフトで作ってしまい、結果として使いにくいものになるという傾向が出てしまうように思う。彼みたいな人こそUIのモックアップなどはEtoysでやって、Pythonで後から書き直すというようなスタイルでやればよいのに。

OLPC Wiki

abeeさんが某所に書いていたが、

OLPC Wikiの日本語訳が少しできているようです。

http://wiki.laptop.org/go/The_OLPC_Wiki/lang-ja
http://wiki.laptop.org/go/%E6%A9%9F%E5%99%A8%E6%A7%8B%E6%88%90/lang-jp

誰でも簡単に編集できるので、できるところから訳してみるのはいかがでしょうか。私もやってみようと思います。

ということなので、OLPCへの貢献に興味のある方々は是非積極的に編集して中身の充実させてください。よろしくお願いします。

Beatrice Hoheneggerの講演

Liquid Jadeという本を著したBeatrice Hoheneggerさんによる茶に関する講演がHollywoodのとある本屋で開かれたので、それを聞きに行ってきた。実は、その本の茶道に関する章は、某日記作家さんの先生が協力したということなのだが、講演の途中でお手前の実演をするということで、日記作家さんともども手伝いに行ったわけである。

講演は、中国起源の茶がどのように世界に伝わっていったかを、特にイギリスが中国やインドで行った政策と絡めて説明していた。中国からの輸入に頼っていたイギリスは、見返りにする産物がなかったために、インドで作っていた阿片を圧力をかけて合法化することによって、阿片を売れるようにしてアヘン戦争が起こった。イギリスに茶が伝わる前は、人々は子供も含めて朝ごはんのときにはビールを飲んでいて、生産性があがらなかったが、お茶を大衆に広めることによって、朝から元気よく働く労働力が供給されるようになり産業革命が起こる一要素になったとか。

とてもよく調べているようだったし、しっかりとした話方で、さらに判らないことはわからないと言っていたので、とても好感の持てる講演であった。

彼女はイタリア人とドイツ人のハーフで長らくイタリアに住み、アメリカ人と結婚してフランスにも少し住んだということであった。アメリカ人は皆「べあとりす」と呼ぶわけだが、得意のイタリア語を発揮して「べあとりーちぇ」と呼んであげて、「サインしてくださいと」か「私の名前はよしきです」とかイタリア語でサービスしてみた。

それはともかくHollywoodのMelrose Aveのあたりは、ニューエイジ系やmystic系やヒッピーっぽい人々の溜まり場で、講演のあったBodhi Tree Bookstoreも、売っている本は、アカシックレコードがどうとか、江本氏の名前入りの「水の結晶」の写真があちこちに貼ってあったりという感じで完全に行ってしまっている所だったわけである。Beatriceの話はまともだったのだが、他の週の講演は「Psychic Reading for Animals」とか「inner message」とか「Planet-X」とか完全にあやしかったし、「イベント担当」の人もBeatriceの父方がもともとスイスの某所から来たという話を聞いたら「あー、そこってなんとかいう世界経済を支配している秘密組織が生まれたところだよね。今でも全部彼らがコントロールしているんだよね」と言ったりしていた。裏千家があまりそういう怪しい話と同類だと思われるのは良くないとは思うが。禅由来の茶道の持つ精神性とニューエイジの精神性は、一見似ているように思われる面もあると思うが、ニューエイジが根源的に持つ「浅さ(願えばかなう)」は、禅の持つ諦観が織り成す深さとは相容れないのではないかと思う。

Liquid Jade: The Story of Tea from East to West

Liquid Jade: The Story of Tea from East to West

http://www.beatricehohenegger.com/

プリ子、トラブル!

プリ子に乗って買い物に行き、帰り道スーパーの駐車場から出ようとしたとき、いくつかのインジケーターが消えずに残ってしまう。赤い"BRAKE"と、黄色いVSC(だったかな?)と..黄色いブレーキの絵のやつともう一つのやつ。Toyotaに電話したら近くのディーラーまでは運転して言ってよいといわれたのでそろそろとSouth Bay Tototaまで行く(Toyotaの米国本社のすぐそばだ)。残念ながら土曜日の夕方遅かったため、プリ子は預けることになってしまった。ここのディーラーは敷地内にEnterpriseレンタカーのオフィスもあるのでそこで代車をただで借りて帰宅。でも、もしすでにディーラーがしまっている時間だったらどうなっていたのだろうか。

ぼんちゃんと呼ばれる2002年型Carollaは一度もこういうことにはなったことがなかったが、プリ子の方は電子系統が複雑なのかねえ?途中意味のとおらない警告がディスプレイに表示されたりしたので、想定外の状態フラグが立ったのではないかという気もしているのだが。