Scientific American

久しぶりに購入。「一方ロシア人は鉛筆を使った」というストーリーの事実が書かれていたり、奥乃先生の聖徳太子が紹介されていたり、SunとApplied MindsのBlack Boxが紹介されていたり。なにより、サメが電場の変化を非常に敏感に感じることができる、というストーリーが面白かったことである。

移動日

DCから帰宅。O'Hare乗換えだったのだが、DCAからORDへの便は、かなり近い時間に複数あり、予約を入れていた(チェックインもしたけど)便よりも前の便が良い感じに遅れていたので、しめしめと思いつつ前の便に変更してもらった。そのときは出発予定時間も確認して変更したのだが、給油口が開けられないというトラブルが乗り込んだ後に発覚し、さらに遅れることに。窓から見ていると、本来乗るはずだった飛行機が先に離陸して行ってしまうという悲しい事態であった。ORDでの乗り換え時間はややタイトだったものの、遅延は致命的にならずにすんでよかった。

ORD-LAX便で横になったおじいさんは、結婚52年でひ孫までいるそうである。奥さんと一緒の旅行ながら別々の席になっていたのがややかわいそう。わが日記作家さんを見て「綺麗な奥さんだね」と言われてしまったので、「あなたの奥さんも綺麗ですね」と言ったら照れていた。Nippon Steelと一緒に仕事をしていたことがあって、山口県にも行ったことがあるPeterさんというと、実は日本語が読める人でご存知の方もいらしたりして。

WhitehouseとWashington MonumentとUdvar-Hazy Museum

Ianの陰謀論を聞いていると、なぜアメリカの首都にどでかいオベリスクが建っていて、一ドル札には不気味なピラミッドが描かれているのかという疑問を何度も吹き込まれることになるわけだが、そう思ってみるとWashington Monumentは確かになんとなく禍々しいものを感じさせるわけではある。50のアメリカ国旗が円を描いて囲んでいるのだが、円の中を突き抜ける尖塔にも見えるし。

我々はエレベータであがったりはしなかったのだが、上がろうとしていた家族連れの中で、小さな男の子が「あの中には入りたくない!」と言っていたのを耳にした。子供ながらに禍々しさを感じ取っていたのだろうか。

というような冗談(?)はさておき、昼ごろからはDulles空港近くにあるAir and Space Museumの別館へ。道中いろいろと紆余曲折があったのだが(Hさんがぼそっともらしていた(らしい)ように、レンタカーで行けばよかっただけの話だったのだ。まったく思いがいたらなかった)、コンコルドが丸々格納されていたり、エノラ・ゲイがぴかぴかに修復されていたり(今日はこちらではたまたま8月6日だった)、Space Shuttle Enterprise(最初のスペースシャトル実験機。おたくどもから名前を公募したために、おたくっぽいEnterpriseという名前になってしまったのだが、おたくどもは最初のものは実験機で本当に宇宙に行くものではない、というところまでは気が回らなかったのだ)がまるまる格納されていたり、X-35やF-14や桜花や月光が展示されていたり、とっても気合の入った空間なのである。じっくりとみて大いに満足。A部さんの誘いに乗ってよかった。

DC

それはそうと、DCは「アイディアの上に建国された国」の首都だけあり、かなり人工的に整っていて、ローマ・ギリシャ様式ながらもぴかぴかな感じの建物が官公庁として使われていて、これはまた不思議な感じのする町ではあった。

Sackler GalleryとFreer Gallery

Smithonianの中で、日本の美術品を展示しているところを訪問。Sacklerでは、ポルトガルの東方航海によって、アフリカやブラジルやアジアや日本がどのような産物をポルトガルに輸出し、どのような影響を受けたか、という特別展示をしていた。一時間のガイドつきツアーに参加したのだが、ガイドさんがポルトガル人は奴隷をアフリカからブラジルに連れて行き、交易を渋る相手には銃をちらつかせた、という話をしたときには、多くの人は「そういうこともあるよねえ」という感じで受け入れていた。しかし、「日本では踏み絵をさせて、キリスト教信者を火あぶりにしたり引き潮のときの海岸に鎖でつないだりして殺した」というところでは、「な、なんてひどいことをする人たちなんだ」という態度を示している人が多かった。日本人にしたら宣教師を手先にして植民地化しようと企んでいた相手を食い止めた、という感覚もあるわけなのだがな。ガイドさんはYanoさんというおそらくは日系四世の人で、あとツアーの中にいた三世だという人とはちょっと話をしたり。

その後はAir and Space Museumへ。阿部さんにいろいろと教えてもらったが、本館はまだまだ序の口なのであった。