James Goslingの講演

千葉先生から噂話で聞いたことですが、いわゆる「Java の父」James GoslingがSun Tech Days 2007 in Tokyoで基調講演をするために来日します。それだけではなく、東工大でも11月8日に"Java and its future"という題で講演してくれるそうです。彼はJavaのデザイン以外にも、過去にいろいろなことをやっている人なので、質問をしたりすると面白い話がいろいろ出てくるかとも思います。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

(更新)C先生およびK先生からの情報により、場所が変更になりました。正しくは、

演題: Java and its future
講演者:James Gosling (Sun Microsystems)
日時  2007 年 11 月 8 日 (木) 10:00-11:00
場所: 本館4階第一会議室(410号室)

です(西8号館8階セミナー室(仮))ではなく。注意してください。

今日の一善

ジョギングをしようと家を出て走っていたら、犬にワンワンと追いかけられた。ふっと振り返って犬の目を見つめて機先を制し、死を恐怖させること無くケンシロウのようにてなずける。ちょっと遠くを見ると、首輪を握っていたはずなのに手を振り解かれたらしい女の子が走ってくる。落ち着いたそぶりを見せつつも逃げる機会を覗う犬の心に語り掛けつつ間を見てしゃがみ、首輪の先をさっとつかむ。ようやく追いついてきた女の子に、「しっかりと持っておくんだぜ、ベイビー」と言い残して、颯爽と走り去る。

ということが起こったはずだが、おっさん犬にほえられてびびり、あたふたと首輪をつかんで女の子に渡して下手な英語でもにゃもにゃ言ってよたよたと走っていった、ということだったのかもしれん。

Montreal観光

スウェーデン人二人とScottとちょっと市内を観光。スウェーデン人はやはり家族に関する考え方がまったく違っていてすごかった。

Scottとオリンピック公園(Montreal Olympicは'76だ)に行ったのだが、有名な斜めの塔はペンキ塗り替え中で上に上がることができず。せっかく良い天気だったのに。ガイドツアーに参加したのだが、窓口に座っていたお兄さんがそのままガイドになるという様子で、結局ツアー参加者はScottと私の二人だけだった。

プールではシンクロナイズドスイミングのカナダナショナルチームが練習している横で一般の人や子供たちが遊んでいたが、さらに大きなスタジアムが残っている。

このスタジアムは、ExposがWashington Nationalsになってしまってからは使ってくれるプロチームもなくなってしまい、基本的には車のショーとかそういうことで時々使われるだけになってしまっている。屋根に雪が積もって落ちてしまったり、今の屋根は雪が降ると使えないので12月から5月まではスタジアムは使用禁止だったり、塔を立てている途中で重すぎてゆがんでしまったり、建てる前にQuebec州からのお金がなかなか来なくて建設が遅れ、IOCから「間に合わないのなら開催地をメキシコに移すぞ」と脅さたり、今でも年間4千万ドルくらい赤字だが、全部壊して立て直すのに5億ドルくらいかかるのでそのままだましだまし使っているとか、ガイドさんがかなり悲しいストーリーを教えてくれた。なにより、建設費の借金を2006年までかけて返していたのだが、その財源はタバコ税に頼っていたので、去年までは禁煙の個所を増やす法律が施行されなかったという恐ろしい話である。ローマのコロシアムが屋根の開放部分から入れることができるというほどのサイズだそうなので、このまま何百年か放置して遺跡としてしまえば良いのではないか、というようなさびれかたではあった。

 さらに、カナダはオリンピックで唯一「開催国なのに金メダルが取れなかった」という記録を持っているそうである。実はカルガリーオリンピックでも取れなかったので、今度のバンクーバーオリンピックに期待しているそうだ。スタジアムの前に金メダリストをたたえる記念碑があって出身国の旗が立っているのだが、カナダの旗はそこにはない。その代わり、コマネチのルーマニアとか東ドイツとかの東欧諸国が国家アスリートを養成して大量にメダルを取っていたわけである。日本は柔道やレスリング、そして女子バレーボールと体操(とあと何かマイナーなやつ)で金メダルを取っていた。Scottは日本の女子バレーの練習風景がアメリカのテレビで報道されていたのを覚えているそうだが、監督のしごきを野蛮としてかなり否定的に報道していたそうである。「アメリカは他の国のもののやり方は気に入らないんだよね」と言っていた。

その後Mont-Royal公園まで電車で行ってちょっと散歩。公園では若い子供に大麻を売りつけられそうになったりもしたが、良い町である。

OOPSLA最終日

疲れのどっと出る最終日。昨日のイベントでは、変なウェブサイトを紹介しあうという会をしていたようだが、そこではRubistのEric君が紹介した"Planet Unicorn"が一番へんだということに認定されたようだ。

今日の招待講演はGregor Kiczales。ねたは新たなプログラミングパラダイムの提案に向けて彼が今考えていることの紹介。もうちょっとloose couplingを狙うということのようでもあるが、詳細はまだまだこれから、なのだろうか。

Jonathan Edwardsがsubtextのデモをしていた。これは注目に値する。

午後の招待講演はPattie Maes。頭の中でコネクションができていなかったのだが、去年のOOPSLAで"most influential paper from 10 years ago"の賞を取っていて、かつ最近Media Labで見てきていたデモを作った人が同じ人だった、ということだったのだな。彼女はもっとすごい話をするかと思ったのだが、かなりセールスマントークのようになってしまっていて、Media Lab風の未完成でなんの役に立つのかわからない学生が作ったちょっとした自作がジェットを紹介するだけに終わっていた。なんということだ。

最期はBrian Foote。もっと楽しくやるかと思っていたら、どうも固かった。

もう招待講演だけ聞いて帰りますか、というOOPSLAになってしまった。