大島語録その2
星よっつ: 星みっつのさらに上。星みっつが最高だったはずなのですが、成長とともに量が増えるというところに気が回っていませんでした。横からも漏れて脱線転覆というときに、「これはもう星よっつです」ということになります。
何かがいや: 去年ボストンに行ったときに、地下鉄の駅で日系らしき子供がお母さんに手を引かれつつ大きな声で泣きながら歩いていました。が、その子は「なにかがいやー、なにかがいやー」と言いながら泣いていたのです。これから転じて、何で子供が泣いているのかわからないときにあたかも良くわかっているような態度で接するために、「あ、そうなのー。なにかがいやなのね」と言いながらあやす技があります。
というわけで、http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20080109#p1の続きでした。
メモ
- パリ外環道路は昔は制限速度表示はなかったそうである。
- Le Canard Enchaineという週刊の政治風刺新聞をSergeが読んでいたが、どの面も"Sarko"の話で持ちきりであった。絶好のからかいねただが、「心のそこでは皆『うるさい奥さんを捨ててモデルと結婚するなんて。うまいことやりやがって!』と思っているんだよ」というのがScottの弁。
- Le Canardのコラムのひとつに、「早く読むとぜんぜん違う意味になる」という一段落くらいのやつがある。サイレントやリエゾンがあって、音にするときにそれが出たり消えたりするわけだ。これはフランス語ならではかも。物を読んで理解するタイプの人には難しいみたいだったけど。
フライト
Roissyでふらふらしつつ、IAD経由でLAXへ。
LAX公認のシャトルバンサービスにはSuperShuttleとPrimeTime Vanという2社がある。通常は皆SuperShuttleでokなのだが、頭が朦朧としたところでものすごく元気の良い呼び込みをしていた兄ちゃんに誘われ、PrimeTimeのほうに引き寄せられてしまった。SuperShuttleの青いバンが次から次へと着ては去り着ては去りする間に、PrimeTimeの赤いバンはぽつぽつと来るだけである。結局45分くらいは待ったと思うが、結局Studio Cityに行く人は俺だけで、寄り道なしで一気に帰れた。結果オーライだが、一般的にはSuperShuttleだけにしておくのが吉であろう。
Paris
パリはやっぱりフランスであった。メトロのネ自動券売機は未来を先取りしすぎたためにICチップつきのクレジットカードかコインしか受け付けない。10枚つづりの回数券を買おうと思ったら人のいる窓口に並ばなくてはならないのだが、そちらには長い列ができている。お釣りもないといわれて面倒だったし、ホームに向かうためのゲートも闇雲に狭くて横から飛び出てくる扉も無意味にしっかりしていて通りにくいことこの上ない。チケットを一度食わせて通り抜けそびるともうそのチケットは使用済みになってしまうし。難しい駅である。
Poitiersの窓口では私の知る数少ないフランス語のフレーズ「ぱれぶーあんぐれ」を使ったところ、「non!」といわれて隣の窓口の人を指され、その人にも同じことを言ったら「non!」と言われた。でもしょうがないので英語で言ったらちゃんと処理してくれたけど。「官僚制度の発明国」である。
でも、さすがに花の都である。1月だけど散策するには問題のない気候で、何時間も歩き回り、Pompidouにも行った。Richard Rogers展がなかなか面白かった。(チケットを買おうとしたら、お姉さん二人組みに、「私たちRichard Rogers展だけ見たのだけど、常設展の方は見ないからこのチケット上げるわ、といってチケットをもらってしまった。)広々とした通りと彫刻に飾られたきれいな建物とで、マドリードに似ているとも思われた。
Sergeによると、Parisではすしが流行りだそうである。日本食レストランばかりが6軒くらいならんでいる通りがあって、話の種に入ったのだが中国人が運営するお店で、中国的解釈をフランスの環境で行ったすしという感じであった。
夜は、歩行に支障をきたす勢いでビールをしこたま飲み、SergeやLukeとエスカルゴを食べ、気持ちよく出張終了。
La Rochelle
C5会議のイベントの一環として、La Rochelleまで遠足。小雨の中、大西洋岸の街を散策。もうちょっといろいろな人がくるかと思ったが、SergeとCyrilと彼女さんとLukeとBenay一家と名前が思い出せないドイツの人と後はEtoysの3人組だけだった。
La Rochelleも新世界探索が始まったころに奴隷や砂糖の三角貿易の拠点となった港町で、当時の遺物にはなかなかいろいろと見るものがある。さすがフランス。
C5
朝はWendy Mackayのキーノートスピーチ。いろいろなデザインプロジェクトをしてきた人なのである。ここでも「ひとつのことをちゃんとやる小さな道具をたくさん持つ」のと、「いろいろなことができる大きな道具がひとつだけある」ということが対比されていて、WendyもDon NormanやEben Eliasonのように前者のほうに好意的だったわけだが、「いろいろなことができる小さな道具を使う」という方向がよいと思ってみたり。包丁でなんでもしてしまう料理人と、ありとあらゆる小道具を使って料理するようなものか。
SqueakPartyというBOFのようなものがあったのだが、ちょっとだけ出て午後からは観光してしまった!Viewpointsからき他人がそういうことをしても良いのだろうか。Saint Hilarie教会は世界遺産だそうだし、美術館もローマ人時代やそのちょっと後のPoitiersから出てきたものなどに面白いコレクションがあったし、歩き回っても楽しい街である。
夜は学生さんや門林さんや高田さんや学生さんと魚料理。これはおととい聞いた話だが、門林さんから娘さんとぽぽろちゃん(?)やぷーさんにまつわる感動的な話をたくさん聞いた。母は強し。
MacBook Airの話が昼飯時に出たり、squeak-devでも話題になったりしていたが、薄さということには実用的価値はそれほどないのでPanasonicのほうが優秀なのではなかろうか。そういうことをsqueak-devにも書いたりしたが、Jobsが「これがすごいのです!」といってうちだすとそれがすごいことなのだという空気になるところがすごい。というのはともかく、厚さ0mmのAir MacBookにも注目してあげてください。
http://pasopia.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/airmacbook_f113.html