今回のイベントに関するネット上の記事に関するコメント

http://japanese.engadget.com/2008/05/20/xo2-0/にコメントを書きました。F地君はDynabookにキーボードがあったことはたぶん知っていると思うのですが、知らない人も多く読んでいると思われるので一応。

あと、http://www.olpcnews.com/laptops/xo2/olpc_announces_xoxo.htmlにもコメントを書きました。こちらも新しい機械に関する話題ばかりですが、Walterが「教育のイベントと聞いていたけどそういう話はなかったの?」と聞いていたので、私の思うところを余計なことも含めて書いてみました。

リンク元

最近なぜか更新頻度が落ちていたのだが、ここ3週間くらいの間に以下のURLから何百ものアクセスがあった。どこかにさらされているのかもしれないが、いったいどこなのだろう。

サマータイム site:d.hatena.ne.jp/squeaker - Google 検索

そもそもそんなに面白いことは書いてないと思うのだが(某M氏に逆切れされたということはあったけど)、なぜだろう。

「米国税関が新制度を近くスタート、入国者が所持するPCのデータを丸ごとコピー」http://www.technobahn.com/news/2008/200805161507.html

という記事が巷をにぎわせているが、元記事のGuardianの記事というのはこれかな?
http://www.guardian.co.uk/technology/2008/may/15/computing.security
どこにも新制度を近くスタートさせるとは書いていないが。

これは数ヶ月前から話題になっていたが、事実関係としては電子機器の中に入っているドキュメントもかばんの中に入っている紙と同様に検査の対象にしてよいという判決が先月下されたということで、国境では特に捜査令状がなくても合理的な範囲内で捜査を行ってよいという判例が以前からあったものの、電子機器の扱いがあいまいだったということではある。http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/02/06/AR2008020604763.htmlにUS Customs and Border Protectionの意見があるが、別に皆のものを無条件に丸ごとコピーするわけはない。というわけで、technobahnというのがどういうサイトなのかは知らないが、どうやらいい加減なところらしいということはわかる。

まあ疑うなら「もうネット越しに入ってくる情報はすべて解読して管理できるところまで来たから、手持ちのところも押さえてしまおう」とKGBが思っていると言えなくもないが、おそらくはそういうこともでもない(KGBは「ソ連国家保安委員会」だが、US Department of Homeland Securityは「アメリ国土安全保障省」ということでまあ結局名前からすれば同じようなものだが)。

とはいうものの、まあひどい話だよな。そんなところで技術力のある人がたくさんいるわけでもなく、ちょっと隠す気になれば簡単に隠せるものなのに、わざわざ調べる人員を無駄に割いていったいどうしようというのだろう。

実験

GUIフレームワークでの実験なぞをしています。使用しているのはまだSqueakです。
ズーム可能なインターフェイスをMorphic上で書こうとするのは初めてでもないのですが、いつも意味不明な壁に当たってめげていました。Morphicの持つ機能には頼らずに全部自分でやるという建前ではありますが、レンダリングをするところはやっぱり既存のBalloonCanvasなどを使ってしまうわけです。

今回はもう一度気合を入れなおして、じっくりと見直してみました。はまりポイントは

  • 座標変換行列がisPureTranslationかどうかによって最適化しようとしているわけですが、isPureTranslationのときはFormCanvas>>transformBy:clippingTo:during:smoothing:の中でoffsetにnegatedを送るのです。つまり、例えば拡大率が1.0から0.999に変えるだけで、offsetの意味することが正反対になってしまっておかしなところにレンダリングされるという問題がありました。
  • BalloonCanvas>paragraph:bounds:color:は座標変換を実はサポートしていないので、テキストをレンダリングできません。
  • #transformBy:clippingTo:during:はBalloonCanvasには定義されていないので、BalloonCanavsを使っていたつもりが、during:のブロックの中で使うCanvasがいつの間にかFormCanvasになってしまったりします。

というあたりですが、おかげで無限に広がって自由に座標変換できるフレームワークに一歩近づきました。

「無限に広がって自由に座標変換できるフレームワーク」そのものは珍しくもないですが、VPRI謹製の新しいグラフィックスエンジンを使って、フレームワークもさらに簡素にして、新しいEtoysもどきが作れるところまで行きたいわけではあります。

OLPC

新しいメーリングリストにもちょびちょびメールを書いています。がそれはともかく、Nicholasからの正式なアナウンスです。http://wiki.laptop.org/go/AnnounceFAQ

Windowsとdual bootできるようにするということで、今までのコミュニティにはがっかりする人もたくさんいるでしょうね。ただ、あたかも世の終わりであるかのように受け止める人も多いですが、Windows上でも気にせずにフリーなソフトウェアを書いている人もいるし、すでにいろいろな教育用コンテンツもあるのでまたそういう人々を中心に新しいコミュニティができればよいのではないかと思います。