Vermeer Wood Chipper
街で道路整備をしている働くおじさんたちが使っているのが、"Vermeer"というメーカーの木材粉砕機。Vermeerというのはあの画家のフェルメールのことですが、この機械にその名前を使う意図が以前から気になっているんですよね。なぜでしょう。
ちなみにこちらではVermeerは「ばーみや」みたいな発音なので、知らないときはかなり混乱しました。
Midori
土曜日にWalt Disney Concert HallでLA Phil.のコンサートを聞きました。五嶋みどりが、彼女のために作曲されたというEötvösによる"DoReMi"という曲を演奏するというのが売りでした。曲名も「だじゃれ?」という感じですが曲も実験音楽なので、みどりさんの一生懸命さは伝わるものの、「これはどうなのか?」と思わざるを得ない面はありました。その前にオーケストラが演奏したKodályの曲はちょっと映画音楽的かもしれませんが楽しい曲だったのですが。ちなみに、こちらがLA Timesによるレビューです。
彼女自身ももちろんとてもエンジョイしていたという可能性もなくはないのですが、一般論として「誰かが自分のために」という仕事を持ってきたときに、それを受け入れるかどうかというのは世界的に名を成したプロとしても難しい選択なのかもしれないな、と思ったり。
Intermissionではみどりさんと握手してサインをもらうこともできました。何語でしゃべれば良いのかこちらがかなり混乱しましたが。
Manzanar to Mount Whitney: The Life and Times of a Lost Hiker

Manzanar to Mount Whitney: The Life and Times of a Lost Hiker
- 作者: Hank Umemoto
- 出版社/メーカー: Heyday Books
- 発売日: 2013/04/15
- メディア: ペーパーバック
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しばらく前に読みました。実は未だ正式出版ではないですが、先日Manzanar National Historic Siteを訪れたとき、著者のHank Umemotoさんが講演をして、サイン本をいただいたのです。「日本語はしゃべれるけど書けないんだよね」ということで、英語でサインをいただきました。
Hankさんは14歳から17歳までManzanarに収容され、その後朝鮮戦争時代にMISにおり、その後の人生を山あり谷ありで過ごしてきた人です。70を過ぎてから山登りを本格的に始めて、48州の最高峰Mt. Whitneyにも10回以上登っています。様々な登山でトラブルにあったり生死の危機を迎えたりするエピソードを、彼自身の人生におけるエピソードと絡めて紹介するという本です。Manzanarでの経験も「楽しいことばかりだった」といい、「いまさら不正義のことや被害のことを恨んでもしょうがないから、人生のエピソードとして前向きに語ろう」という力強いメッセージが良く伝わります。
Ronald Reaganが大統領だったときに、収容所暮らしをした人に$20,000の保証金を配るという法律が成立しました。が、Hankさんは受け取りを拒否しました(「不正義の被害者ではなく、勇気と誇りを持った日系人コミュニティの一員なので」という理由で)。彼が拒否理由を説明する美しい手紙も載っています。それで、彼が受け取らなかったそのお金は"Civil LIberty Public Education Fund"という基金に回りました。その約20年後に彼がそれまで書き溜めていた短いエッセイを本にまとめるとき、「プロのライターの助けも借りなさい」という編集者の助言のもと、彼はCalifornia州政府に援助申請をして$25,000が認められたのですが、そのお金は結局のところ同じCivil Libery Public Education Fund"が出所だったそうです。「まずまずの利子がついて返ってきた」というのがHankさんの講演のpunch lineでした。
私もこれまでの間に何冊か日系人ものの本を読んできましたが、これはまた毛色が違っていてお勧めです。
Bret Victor
というわけで、昨日のクラスのゲスト講師はBret Victorでした。彼はVPRIの仕事も時々してくれているので、時々LAに来ているのです。
