研究

良いニュース

皆様のおかげで、毛玉博士になれました!

Dynamic Language Symposium 2007

Robertに頼まれた、わけでもないですが作りかけのweb siteを見せてもらったので宣伝です。来年のOOPSLAでも、DLSを併設するそうです。http://www.swa.hpi.uni-potsdam.de/dls07/

OOPSLA

来年のOOPSLAはモントリオールということで、その紹介がフランス語こみで行われていた。 Philip Wadlerの"Faith Evolution, and Programming Languages."という題の招待講演。"the most cited computer scientist"ということだ(期間等は聞き逃したが)。 Wadl…

OOPSLA

Guy Steeleのキーノート。OOSPLA '98では http://www.brics.dk/~hosc/local/HOSC-12-3-pp221-236.pdfという講演をしたらしく、それがhttp://homepages.inf.ed.ac.uk/wadler/にも書かれているようにとても話題になったそうであるが、今回は多分Fortressの説明…

OOPSLA

John Vlissides.といえば、2004年のOOPSLAでAlanがTuring賞受賞講演をしたときの座長だったのだよな。俺はそのとき最前列に座っていたのだが、Alanの紹介を終えたJohnが隣に座ったわけだ。Alanの講演の中でSutherlandの博士論文の表紙が写真として出てきたと…

OOPSLA

Peri Tarrの開会の挨拶から。彼女はなぜすごいサングラスをしているのか? 参加者は43ヶ国から1140人。少ない。そのうち初めての人が460人。最初のキーノートはBrenda Laurel。AlanともAtari時代からの知り合いで、Kimも昔から良く知っている人だそうだ。内容…

OOPSLA併設のDynamic Language Symposium

DLSも伝統になりつつあるのか、200人くらいは集めていただろうか。 最初はIanによる「Ianのやつ」の話。ストーリーラインはいつもとちょっと違って、dynamic languageとは何か、ということを、言語に関するsyntax, semantics, implementation, runtime, prag…

C5 2007

C5 2007という国際会議が、来年一月に京都で開催されます。論文発表に加えて、「ワークショップ」という得体の知れないトラックが追加されているようです。それがどういうものかはおいおい分かると思いますが、京都に行きたい人、意外な人のキーノートや発表…

SIGGRAPH

SIGGRAPHのねただが、読み方の話ではない。http://www.cs.utah.edu/~michael/leaving.htmlへの言及を五十嵐さんその他のところで見たため。著者の彼は、SIGGRAPHのtechnical paperのreviewの仕方に矛盾を感じて悔しい思いもしたので、Computer Graphicsのエ…

発表

スーツ着たりして発表。厳密性がないとみっちり言われてしまった。ただ、それでも一応前には進むようではある。そういえば、magicHaloのプリファレンスがonになっていたまま発表してしまったのだよな。絵を張り込んだスライドでマウスを絵の上に持っていくた…

文書編集

やるきなし。

毛玉といえば蟻の行列だが、 http://news.nationalgeographic.com/news/2006/06/060629-ants-stilts.html に、巣から離れた食べ物を見つけた蟻の足に継ぎ足しを付けたり逆にさきっちょを切り取ったり(ビームサーベルで?)して蟻の歩幅を変えてしまうと、足を…

Meta II

小さなシステムの話として、我らがインターンAlexは"Meta II A Syntax-Oriented Compiler Writing Language"という1960年代初頭の論文を読んでいる。BNF指定された構文中に.OUTとかいうコード出力命令を挟んで書き、それによってパーズするとコードが出てき…

校正

先週はほとんど結局サボってしまったが、昨日辺りから長い文章の校正。結局以前長く書いたものをびしっと仕上げるだけの愛がないんだよなあ。闇雲に同じところをぐるぐる回るのみ。文章もコードも書けない私だが、そんな私にも居場所くらいはある程度にはこ…

東大生研一般公開

豊田のいる東大生産技術研究所が一般公開をしているので、生産技術に興味のあるオタクとして訪問。http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/announce/豊田のいる喜連川研の話も面白かったが、やっぱり時代はナノテクですね、時代は。カーボンナノチューブの研究をして…

Mark S. MillerのE

とても元気の良い話し方をするE言語のMark S. Millerが、http://www.erights.org/talks/thesis/index.htmlで博士論文のドラフト(?)を公開しているので眺めてみました。まだ博士じゃなかったのか、というのも微妙に驚きでしたが、Xanaduの仕事をしていたこと…

Marvin MinskyのTuring賞受賞講演

1970年のMarvin MinskyによるTurning賞受賞講演の論文は、"Form and Content in Computer Science"というタイトルで、コンピュータサイエンスが形式化などを余りにも重視しすぎてしまって、内容について考えることがおろそかになっている、というのが大まか…

東工大の卒業式

大学にいったら、卒業式の日だった。桜もだいぶん満開に近く、その下を華やいだ雰囲気と格好の若人達が行きかっている。俺のときと比べて増えたように思えるのは、袴や振袖姿の女学生、父兄、そして学部生の(ように見える)外国人学生、というあたりだろうか…

C5

今日のキーノートはEDUCAUSEのDiana Oblinger。彼女の紹介は5分くらい(いや、そこまでではないけど)延々と著作や職歴を語るすごいものだった。内容は、いろいろな統計を元に、情報社会が若い世代の時間の使い方やいろいろなことへの態度をどのように変えたの…

C5 2006

長尾先生のあいさつで始まったC5 2006。 Alanもあいさつを引き継ぐ。いつものように上林先生にお礼を言った後で本題に。5つのCの中でCollaborationが弱い。Engelbertは今週81歳の誕生日を迎えるが、彼がデモしたNLSのビジョンを超えるようなものがでていない…

C5 2006の論文

おかげさまで、通りました。皆さんありがとうございます。http://www.db.soc.i.kyoto-u.ac.jp/c5-06/papers.html

ゼミ発表

佐々研ゼミでお話。やはり我ながら変な話し振り。ちゃんとトピックセンテンスを最初に話すことを心がけたほうが良いかもしれん。

C5延長

ほぼ間違いなく公然の秘密だったのだろうが、知らないうちにC5 2006のExtended Abstract締め切り延長http://www.db.soc.i.kyoto-u.ac.jp/c5-06/。未来Nightからも書けるねたのある人はいそうだが。

論文

C5 2006にも書いています。4ページだし、別の論文にも埋め込むべき内容でもあるので、書いています。量としては書けました(御安心ください、関係者の方々)。 「マイクロベンチマークで20倍速くなる。実例でも6倍速くなる(当社比)」というような内容の話は、…

OOPSLA

Brian Foote曰く"Intellectual Jackal with good taste and caring"のMartin Fowlerのキーノート。最初は動物の鳴き声ごっこ大会から始まったのだが、だんだんまじめな話になっていった(が、主に「逸話的」なので「ふーん」と思って終わる話でもあった。途中…

OOPSLA

Mary Beth Rossonのキーノート。VL/HCCでの話からわかる内容ではある。Andy KoのWhylineはチェックする必要ありかも。StageCastで老人と子供達がチームになって遊ぶ、というのは面白い反面どうかなあとも思う。 テクニカルセッション。Alexandre BergelのCla…

OOPSLA

20周年ということでいろいろやっている今年である。過去のOOPSLAからのスナップショット写真がスライドショーとして表示されていた。2003年の俺の(Practitioner Reportだけど)発表風景が流れてびっくりしてしまった。 Ralphによる開会の挨拶。登録した人は10…

OOPSLA Croquet Workshop

OOPSLAに併設のCroquet Workshopに参加。Hedgehogと呼ばれている簡略化TeaTimeのアーキテクチャに関する説明。いろいろなことが判った気がする。Islandというプロテクションのドメインがあって、それらが複数のホスト上に複製されている。あるIslandの内側だ…

Smalltalk scaffolding: a case study of minimalist instruction

http://portal.acm.org/citation.cfm?id=97319 という論文もあったのね。M.B. RossonはVL/HCCにも来ていたが、そういう過去があったとは。

VL/HCC '05

Manohar Raoさんのキーノート。UML 2.0について、ということだったが、難しい。羽生田さんが使う漫画の違うバージョンが出ていた。 ZenFlow。絵をつないだ後なにが出てきてそれがどう実行されるのかは良く判らず。 EUSES(End User Sharping Effective Softwa…