Meridaの博物館
前の日記にも書いたようにMeridaは「初代皇帝(かっこいいな)」アウグストゥスによって「建てられた」都市で、小ローマと呼ばれるように当時の遺跡がたくさん残っているわけなのだが、博物館もまたとても立派である。きれいな建物で例によって当時の遺跡の上に建てられているので、地下に降りれば発掘された"crypt"とかがあったりするし。内部はアーチが連なる吹き抜けを中心としたフロアが地上3階地下1階あって、天井の高い開放的な空間の中を逍遥しながら鑑賞できる。
これまた前の日記にも書いたとおり、僕は高校の先輩でもある塩野七生のローマ人の物語も含めてその他の本も少しは読んでいるのだが、現物をみる機会はほとんどないわけでこの博物館はとっても興味深かった。「ゲルマニクス第4軍団から除隊して、享年いくついくつ」とかいう墓碑銘が多くあって眺めるとラテン語が読めた気になれるし(VET LEG IV GERMANICU(V)Sみたいに書かれているわけだ)、たくさんあるコインなども当時のニュース伝達役としての機能に思いを馳せられるし。
何より良かったのは、アウグストゥスに関する特別展示をしていたことである。ユリウス・コルネリウス朝の家系図を見るだけでわくわくするし、当時の町の復元模型や「アウグストゥス水道」の「看板(?)」の部分とか、博物館の外の街そのものの雰囲気にも助けられて、古代が(進じゃないよ)そのままよみがえったような「とてもいきいきした」感覚を持った展示であった。
Ned Konz参加
Nedが今日になってやってきた。Smalltalk Solutionに参加していたなので出遅れたわけである。いつものことだが、「48時間中に3時間しか寝ていない」とか言いながらもうとめどなく話す話す。謎の電子機器をまた組み立てて持ってきたり。
Diegoの家族
Diegoが奥さんのパウラさんと6歳のニコラス君を連れてきた。例によって9時ごろにいっぱい引っ掛けてから10時ごろにレストランに向かうわけである。レストランは、Galileoというイタリアレストランである。シーフードピザをいただく。
ニコ君とは遊んでやったね。スロットマシーンのボタンを早押しあったり、くすぐったりつついたり。
レストランに移動してからは、料理が出てくる間ペンを貸してやって紙に落書きさせておいたのだが、あるところで"9 × 9 = 81"とか書いて、(Diegoの通訳によれば「天才でしょ」と言いながら)見せてくる。完全に同類扱いだったわけであるが、それもまたよし。これは面白いことになったと思ったので、"11 × 11 = ?"と書いて返してやった。これでかなり燃えてきたようで、ニコ君は紙に1をたくさん書き始めた。どこまで書くかなと思ったら、本当に11行11列に1を書いてそれらを数え始めたわけである。1行数えるごとに横に11と書いて、チェックマークを入れたりしていたわけだが、どうやら11、22、33という行ごとの法則性に気がついたらしく、11×9が99になるところまで飛ばして、そこから121に辿りついた。Tyrone君よろしく「パターンを見つけた」わけだが、なかなか意図どおりはまってくれたね。
ニコ君のほうはこれをもって競争だと思ったらしく、"17×17 = ?"と書いて返してきたので、内心俺の得意(?)な平方数じゃんと思って、知っていたつもりの数をすいっと書いて返したのだが、もう酔っ払いすぎていたためその答えが思いっきり間違っていた。それもまたよし。
次に"111×111 = ?"と書いて返してやったが、3桁はちょっと無理なようで困っていた。ここはしょうがないので12321という答えを教えて、"1111 × 1111 = ?"で再挑戦。変な顔をして考えている振りをしていたところも可愛いが、「ヒントをやろう」といって階段状に積み重なった箱を横に書いてやったりして試す。この辺になると横にいたDiegoも乗ってきて、いろいろ(スペイン語で)説明し始め、何とか1234321と書かせるところまで行った。
ニコ君が問題を出したがっていくつか問題を出してくるわけだが、"7230 + 1000"とか"48 - 48"とかお茶目な問題ががんがん出てくるところが子供だよな。また、"999 - 78 + 48 ÷ 2 + 68 = ?"とか闇雲に長く書いてきた。今度は正しいと思われる(割り算の優先順位をどう思っているのかわからなかったけどね)答えをすいっと書いて返したのだが、17×17の不信感が残っていたようで、不信の面持ちで「ヒントをやろう」といいって部分式に分けたやつを書いてきたりね。遊べる遊べる。Diegoによればまだ割り算のやり方がわからないようで、割り算を簡単にやっているところを見せると「ずるして計算機使っている」と思うようである。
他の大人たち、Michael、Scott、Nedは同じテーブルでアップデートストリームの使い方について激論を戦わせていたようであるが、僕は子供なので子供と遊んでいた夜であった。