IEEEの決定稿
C5の最終原稿締め切りが近い。ちょろっとファイルを送れば良いのかと思っていたら、1月からはPDF eXPressとかいうシステムが導入されていて、ファイルを送るとフォーマットやフォントなどがチェックされて「ちゃんとしているかどうか」の診断が下されるようになっている。
基本的にはすべてのフォントを埋め込んだPDFを作らなくてはいけないそうで、timesnewpを使えば良いようではある。だが、timesnewpを使っても、TimesNewRomanとHelveticaは埋め込めるものの、Courierが埋め込まれないまま残ってしまう。timesnewp.styで、
\renewcommand{\\ttdefault}{pcr}
となっているpcrのところを"mns"に変えてdviをつくり、それをdvipdfmxを使って
dvipdfmx -f dlbase14.map c5-ohshima
のようにして変換しているのだが。dviをgrepしたりstringsしたりしても怪しそうに見える文字列はないので、dvipdfmxが変換していると思うのだが、そもそも\ttは使っていない(はず)なのでいろいろと謎である。
というわけで、詳しい方ぜひとも教えてください。
eToys ポルトガル語版
Paulo Drummondというブラジルの人が、ポルトガル語版の訳をやってくれている。僕が以前送ったイメージはなぜか一部データ構造が壊れていたのだが、彼はそれを元に訳を追加してくれていた。数ヶ月前彼が作業を始めてからこちらのイメージのほうが大分変わったので、作業中の彼の仕事の途中経過を新しいイメージに移して続けてもらうよう頼んだところである。
とはいうものの、なぜか彼が作業を始めたイメージでは「言語エディター」という訳を管理するツールの内部データが壊れていて、訳をファイルに保存することができなくなっていた。そのため、作業中のイメージを送ってもらって、訳の辞書を取り出して新しいフォーマットに変換して、新しいイメージに読み込んで送り返したところである。