TIME

飛行機の中で読んだTIME誌に、Atkins Nutritionalsが破産した、という記事が載っていた。Atkinsというのはこの日記でも何度か触れたlow-carb(低炭水化物)ダイエットを推進していた会社で、low carbのワインとかなんだか良くわからないものを販売して一時は大きく成長していたのだが、ダイエット産業のはやりすたりに負けてしまったわけである。

記事によれば、アメリカの全人口のうち9%が一時はlow carb dietを実践していたが、今ではそれが2%になってしまったということである。僕は初めてlow carb dietの話を聞いたときに、なんだかそれが良いアイディアであるかのように言う人の様子を見て、「この人は少々思考力が足りないのではないだろうか(というか実際には日本語の某2文字言葉)」という感想を持ったことを覚えている。細くて長いものを良く食べているし、そもそも炭水化物を制限して体に良いわけないよな、と思ったし。もともと狂牛病騒ぎなどで売る相手を探さなくてはならない食肉業界の陰謀ではないかという説も聞いたことがあるが、あながち間違いではないかも。

それはともかく、たぶんこのストーリーから学ぶべきことは、「激しくコマーシャルでキャンペーンをすれば、人口の一割くらいの人に対しては、何を食べるべきか、どんな俳優を好きになるべきか(これは別の話だけど)、というところまでコントロールできる」ということであろうか。

TIMEにはまた創造論対進化論の話が載っていた。もしそういう話をする機会が来てしまったら「designerのdesignerはじゃあ誰だったの?」という基礎的な質問からはじめればよいのだろうが、「絶対に説得できない」わけなのではじめた時点で負け戦なんだよなあ。

NEWSWEEK

まずは、赤ちゃんの能力に関する話。基本的には、http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20050220に書いた「0歳児の「脳力」はここまで伸びる」の共著者達からの成果も含めて、ビデオカメラで乳児の反応を撮る、という技法が発達したので、乳児のときにどのくらい何に興味を示しているのかを調べることができるようになり、それでさまざまな反応を与えてみると、思いのほか乳児もいろいろ良くわかっていた、という話である。

もうひとつは、終戦特集で、日本とアメリカの兵士にインタビューした記事。おとといはDiscovery Channel終戦記念特集として、昭和天皇の戦争責任に関する番組をやっていた。特攻隊の生き残りで、「だれも特攻なんかしたがる仲間はいなかったし、終戦の時には『天皇は責任とって切腹すべきだったんだ』」という言っている人のインタビュー(名前は忘れてしまったが)などをちりばめて、特攻隊員は天皇にだまされて仕方なく出撃した、というストーリーにしていたので、「これは偏っているな」と思っていたのだが、NEWSWEEKのほうは、「国を守ることになるので、特攻できると聞いてうれしく思った」というインタビューになっていた。私の読んだ中では、だいたい知的レベルが高い人が多く、「実質的には特攻しても戦争に勝てるようにはならないことも理解しているが、自分の身を投げ出して皆を守ることに誇りを感じる」というような理解できる理由付けも理解できるわけなので、NEWSWEEKの記事のほうが納得はしやすかったわけではある。

SuperShuttle

運転手さんがまた不慣れっぽい感じで、Tujungaの山の中までまず連れて行かれてしまった上に、一般道を運転するときも電話に気をとられていて、車線の中でちょっとふらふらしたり、赤信号をぶっちぎりそうになったりとちょっといやな感じだった。むちゃくちゃ時間ロスしたし。

それでも無事に自宅に帰り着き、早速細くて長いものも頂きましたとさ。