VL/HCC '05
実はDallasではなかったVL/HCCである。アーリーバインドしたShuttleはダウンタウンのホテルじゃないとだめだったので、ちょっと余計にお金を払うことになってしまった。アーリーバインド敗北。
KeynoteはHenry Fuchs。エネルギッシュに(エナジェティックに)歩きながら、観衆の顔を覗き込みながら話す人である。導入がDynabookとAltoとAlan Kayに関する話題だった。実はDallas(じゃないPlano)に来る前に、Alanに「Henry Fuchsという人がKeynoteをするけど、もしかして知り合い?」と聞いたら、ちゃんと覚えていた。HenryはAltoのころにPARCでインターンをしていたことがあるのである。
話の内容は、Pixel教の布教から始まって(今のPCの問題はそもそもポータブルラップトップを理想形とする思想が源流にあるところから始まっている)、非平面へのプロジェクター表示や、20ドル札の拡大したものを表示すると隠し文字まで読めるようになる4x2のシームレスプロジェクターや、そのプロジェクターたちが表示する像のピクセルごとを読み取れるように設置したカメラの列や、それを使ったパノラマ表示できる遠隔会議システムなど。面白かった。
最近その手の話は耳学問しているので、視線追跡するHMDとか、指向性と音場を再現できる音声システムとの組み合わせなどについて質問してみた。その後もViewpointsやSqueakについてちょっとお話。
Henryの子供はDavid Smithの子と同じ学校に行っていて、彼を(親のほうを)10年ほど前に読んで学生相手に話をさせたことがあるそうである。世界は狭めではある。
その後の午前中の発表は...なんか暗いんですよね、ねたが。
Microsoftの人が、テストカバレージの視覚化ツールを作って「シアトルにある会社」のプロフェッショナルプログラマーに使わせたが、結果はいまいちだった。しばしばテストを変えたりして、counterproductiveなことをしてしまう。(Seatle にある会社だから?と聞きたかったが、大人なのでそういう意地悪はしない。
高橋さんや他の日本人の方のねたを含む午後の話はまたあとで。
VL/HCC '05
午後もfull paperの発表はいまいち乗り切れず。"Executable Visual Contracts"というやつはもしかしたら面白かったのかもしれないが、余りちゃんと聞かなかった。
その後は5分ごとに話者が変わるTechnoteというセッション。(某Tさんは「そういうのを入れておかないと人数が集まらないからではないか」と言っていたが)。こちらのほうにはおもしろいものも多かった。東洋大の網代さんと土田先生のやつは、デモが動かずにちょっと残念。イベントハンドリングの様子をビジュアルに指定できるように、というやつはもしかしたら横川さんのやつに近いかも。
大沢さんのは、5分にするのはつらい感じではあった。表示されたグラフの意味がわからなかったり。高橋さんのはぱっと見て判るので受けていた。Squeakで新しいシステムを書く方向で話が進んでいるようでもあり。Genieもあるし手書き認識して図形をまわしたり変形したり、とか言うのはかなりSqueak向きです。
視線検知はまあまあ。最後の単位付き表計算は、役に立ちそうだし他の分野にも適用できそうで(Aliceの単位付きスクリプティングみたいなものだが)面白い。
セッションが終わったあと、次の日に僕と同じセッションに入っていたAndrew Begelが話しかけてきた。あまりちゃんと認識していなかったのだが、彼はStarLogoの実装をしていて、Apple Hillにも来ていたりした人だった。次に出るStarLogoの話や過去の実装のテクニックなどについてKedamaとの比較などたっぷりと話す機会ができて非常に良かった。