通訳

某所でのミーティングに来ていた通訳さん、「(高校生が習うレベルでの)三角関数とは何なのか」とか「相対論(という言葉)」とか、あるいは「昼の長さと夜の長さはなぜ変わるのか」とか、そういうことは余り御存じない様子。他にも激しく間違っていたりしたが、やっぱり英語と日本語がちゃんと話せるというのは、レストランで御飯がちゃんと注文できるというのとは話が違うわけである。

Rubyな人々とお食事

Rubyのまつもとさんと笹田さん、そして江渡さんとお食事。Alanの考えは、「本当に大規模のプロジェクトをサポートするには、いろいろな人の力が必要になるのに、Squeakの人だけではコミュニティのサイズからして非力すぎる。Rubyの人々の力も得られればすばらしい。」というところからはじまっている。

というわけで、インターネットという便利なものを、なるべく一方的にデータをとってきて見るだけではなく、たくさんの子供や大人がマルチメディアなデータを使ってアイディアを交換し、科学や数学の概念を説明するのにちょっとしたプログラムも共有できる、というような昔からの夢をもう一度ひきよせたいわけである。$100 Laptop Projectはこれを多くの人に広めるための好機なのだ。

IMPとかLucidとかSimulaとかSmalltalk-72とか、面白い機能を持っていたけど失われてしまった言語などの話で、自称(?)言語おたくのまつもとさんとAlanは盛り上がっていた。

江渡さんはいろいろ準備してきてくださっていた。インターネットの物理モデルかっこよい。

笹田さんとVM系の話をしていただくつもりでもあったのだが、うまく切り回せなかった。残念。次回以降に期待です。

というわけで、ありがとうございました。