とみざわさん(その3)
(この記憶が正しいとすると、)結局、言語を問わず「クラス」のようなものを 欲しくなるもので、このようにみんなが欲しくなってしまうものこそが、非常 に重要だと思うのですが、私が言いたいのは、そのようなものが、 「Smalltalk マイナス 他のオブジェクト指向言語」の部分にはあまり残って いないのでは、ということなのです。いや、こんなのがあるぞ、というのがあ れば是非教えてください。
これはなんだか不公平な数式のようにも見えますが(他のオブジェクト指向言語、というのが他のオブジェクト指向言語全部という意味なのかどうか)、いずれにせよその差の部分にはいろいろと山のような概念や機能が入りうると思いますよ。例えば、call/ccをユーザーが自分で書けるとか。
...というひとつをそっと挙げましたけど、きっとひとつひとつの機能みたいなものを挙げても「いや、それはこの言語でもできる」とか「それができて何がうれしいの?」とかいう反応を呼んでいるような気もしなくはないですね。もうちょっとオブジェクト感の違いみたいなものがあるわけなのですが、「使って1000行くらいのプログラムでも書いてみてください。そうすれば判ります」と言うのを避けてそれを伝えるのは難しいでしょうねえ。