くめさん(その2)

あ、なるほど。そういう問題意識のほうでしたか。分かります。他には単純にムーアの法則によって発展しているように見えるけど、ソフトウェアのほうは追いついていない、という言い方もありますね。

微分とは「微かに分かる」こと、というのは誰かから聞きましたが(積分は「分かった積もり」)、それはともかく、自由落下運動を記述したいとき、y(t) = at^2として二次式を導入する代わりに\frac{{\rm d}y}{{\rm d}t = atということ、さらにはv = at, \frac{{\rm d}y}{{\rm d}t} = vにしておいて、積分して結果を求めて(画面に表示させたりするところ)は数値的にコンピュータにやらせる、ということでした。子供には、「毎回同じだけ早くなるようしてごらん」と言えばよいので、実はよっぽど簡単です。

もちろん、id:io_oiの匿名希望(?)氏がhttp://d.hatena.ne.jp/io_oi/20050301に書いていたように、「差分を短くすれば本当に微分になるのか問題」は数値的にやっている限りは残りますけどね。