フライト

勝手知ったるNRT-LAX。入国審査官が使うコンピュータが不調だったようで、若いあんちゃんの審査官とだべりながら審査。今まで見た中で一番芸術的な文字を書く人だった。でも、俺の役職名(長い)を一生懸命言っているのに勝手に訳すのはずるいぞ。

仁義を知っているかどうかと、見た目があほっぽいかどうかとは別である。が、お迎えを待つ間にやや仁義ない現場を目撃してしまった。一緒に日本から来ていた二人連れが入国審査のところでひとりがちょっ手間取っていたのだが、その間に、現地の友達を優先したもう1人に見捨てられかかっていたのだ。見た目をあほっぽくする、という弱点を持つことを選択した人は、他のところではびしっと決めておくべきかもしれない。白井君や山宮さんに「ニッチの人」と呼ばれる俺にもちょっとだけ教訓。