回転ドア

Bostonは回転ドアの街である。多くのビルには回転ドアがあって、人力でずりずりと押しながらくぐらなくてはならないため、荷物を両手に持っていたりする人は途方に暮れるか、あるいは"Please Use Revolving Door"と書かれている普通のドアを使わなくてはならない。

それはともかく、回転ドアの羽の枚数には3枚と4枚のものがある(上から見た場合に、回転軸から何枚のガラス板が外に突き出ているか、ということ)。3枚の方がいったん回転部分の中に入ると広々としていて良いのだが、その場合、固定部分の開口部の中心角は60度以下でないといけなくなるため、出入りは少し窮屈になる。4枚のほうは、開口部は90度まで開けるが、中はちょっと狭い。(もちろん全体の直径にもよるんだけどね)。羽を5枚にしても、開口部の角度をむやみに広げることはできない。開口部は144度まで開けるようになって、2つの区画へ開口部から入れるようになるような気もするのだが、トータルのスループットには貢献しないからな。おそらく、全体としてのスループットは4枚ドアのほうが高いと思うけど、まあ人によって好みがあるのだろう。

(http://www.teraoka-fa.co.jp/product/jidou/kaiten/index.html
の下のほうにあるアニメーションが参考になるかも)

というようなことを、丸いピザをちぎり食べながら思う今日この頃であった。

Wikimaniaのときに、オンライン的に世話になったIavan Kristicにようやく会った。彼もがんばっている。