WhitehouseとWashington MonumentとUdvar-Hazy Museum

Ianの陰謀論を聞いていると、なぜアメリカの首都にどでかいオベリスクが建っていて、一ドル札には不気味なピラミッドが描かれているのかという疑問を何度も吹き込まれることになるわけだが、そう思ってみるとWashington Monumentは確かになんとなく禍々しいものを感じさせるわけではある。50のアメリカ国旗が円を描いて囲んでいるのだが、円の中を突き抜ける尖塔にも見えるし。

我々はエレベータであがったりはしなかったのだが、上がろうとしていた家族連れの中で、小さな男の子が「あの中には入りたくない!」と言っていたのを耳にした。子供ながらに禍々しさを感じ取っていたのだろうか。

というような冗談(?)はさておき、昼ごろからはDulles空港近くにあるAir and Space Museumの別館へ。道中いろいろと紆余曲折があったのだが(Hさんがぼそっともらしていた(らしい)ように、レンタカーで行けばよかっただけの話だったのだ。まったく思いがいたらなかった)、コンコルドが丸々格納されていたり、エノラ・ゲイがぴかぴかに修復されていたり(今日はこちらではたまたま8月6日だった)、Space Shuttle Enterprise(最初のスペースシャトル実験機。おたくどもから名前を公募したために、おたくっぽいEnterpriseという名前になってしまったのだが、おたくどもは最初のものは実験機で本当に宇宙に行くものではない、というところまでは気が回らなかったのだ)がまるまる格納されていたり、X-35やF-14や桜花や月光が展示されていたり、とっても気合の入った空間なのである。じっくりとみて大いに満足。A部さんの誘いに乗ってよかった。