OOPSLA

というわけで、本会議の初日。1225人程度が登録していたそうである。去年よりはちょっと増えたが、まあ少ないね。最初の招待講演はPeter Turchiで、文型の人の発表スタイルを守って、原稿を丁寧に読んでいた。これは本で読まないと難しい。40 years of language evolutionというパネルがあって、Simula 67以降の言語について語るという話のはずだったのだが、Simulaをほめるというところと将来マルチコアの並列シミュレーションが重要になるというところ以外にはねたは無かったかも。夜はGuy SteeleとRichard GabrielがHOPL-IIIでやったらしい「ショー」を再現してくれた。OOPSLAでは、HOPLでやったとき以上にOOPSLAを始めるきっかけになったSmalltalkについて正当なクレジットを与えたほうが良かったのではないか、という某氏の意見はあったわけである。まあ勝者が歴史を書いている、という向きを感じる人がいるのは、GuyとRichardにはもちろんその気は無くてもいたし方の無いことかも知れん。