ClassicIIIさん

えっと、先頭にいた相手打者の打率、ということですよね。科学的アプローチでは、同じ条件で四球のときと打たれたときとだけが違う標本を比べて、ということをしなくてはいけなそうですが、試合なのでそれは無理です。が、母数を大きく取ることによって似た打率や似た状況がなるべく多く含まれるようにして(200とかそのくらいで足りているのかは良く判りませんが)、「結局どうなのか」を近似するのはありだと思います。

また、四球は意図的ではなくても出てしまうので、監督またはピッチャーが「判断をしたかどうか」という条件が関与する言明はさらに不確定要素が増してしまいます。

オークランドGMが書いた本には、打者は足の速さとか長打力とか選球眼とかは関係なく、四球や盗塁も含めたトータルで得た塁の数だけを見ればよい、という理論があります。それに類したやり方で、大勢を見る、という手法はありだと思います。

論文にどこまで書いてあったのかわかりませんが、今思うにおそらくは「...は間違いだった」というところでは終わっていない気がしてきました。選手の士気まで考慮するなら、試合の最終結果だけを見る、というのが「大勢を見る」という手法の延長にあると思います。