ボートの三人男 (中公文庫)

ボートの三人男はジェローム・K・ジェロームという人が19世紀の終わりごろに書いたユーモア小説だが、イギリス出身のIanに今日聞いたところ、この本は今でも学校で教科書に出てくるくらいメジャーな小説らしい。いずれにせよ、結構面白いのでお勧めです。

教科書の話などをしていると、シェークスピアや他の詩を暗記したというやつがIanの口からすらすらと出てくる。日本の子供も作文とか詩とか自分で作らされる前に、本当に良い韻律がどういうものか体で覚えるべく、古典を叩き込まれるような段階が必要ではなかろうか。