OLPC

以前ちょっと触れたhttp://rblog-ent.japan.cnet.com/tamon/2006/11/100pc_109c.htmlです。僕や他の人がトラックバックを送ったりコメント書いたりしていたのにスルーされていたので、これはあまり何度も後で見直したりするためのブログではないのだろうかとも思っていたのですが、「レジスタ」さんという人がもうちょっとちゃんと書いてくれたら、元の著者だった坂本多門さんがようやく反応していました。が、その反応が想像を絶する情けなさなのです。坂本さんは、本当にまったく何一つ知らないで、他人がやっていることを頭ごなしに勘違いした方向から批判していたのですね。

OLPCは、「デジタルディバイド」の解消を主目的にあげているわけではないと数日前に書きました。先進国にいてネットワークにつながっていてメジャーなニュースサイトでブログを書いているような人でも、たかだかワンクリック先の情報でさえ取り入れる能力をもちあわせない、という状況があるわけです。情報をちゃんと取り入れてものを考える能力があるかどうかは、Webブラウザを起動できるコンピュータのボタンが押せるかどうかとはそれほど関係がないという一例でしょうか。(それとも、MSKKのマーケッターはFUDとしてわざとやっているとか?)