ドジャーズの斎藤隆

最近某日記作家の人がドジャーズのクローザー斎藤ファンになりつつある。というわけで、いろいろとウェブを検索した結果を教えてもらったのだが、それを見ると斎藤選手は人としてもなかなかのようだ。

http://www.us-lighthouse.com/specialla/e-4143.html
にあるインタビューには、

...小・中学校の頃に、僕がレギュラーに選ばれたり、ポジションを取ったために、補欠になったり、野球を断念した友達がいた。高校時代には、僕たちのチームが甲子園に行ったことによって、涙をのんだ他校の高校球児が何千何万といた。そうやって僕のレベルが上がれば上がるほど、多くの人が僕に夢を託してくれていたんだろうなと、漠然となんですが感じたりします。

という節がある。俺も、オリンピックに出るような選手が「楽しんできます」とか言って競技に出て、プレッシャーに負けて惨敗して「楽しめました」とか言ってインタビューに答えるものを見るたびに、「蹴落としてきたほかの選手のことを考えてみろ」とテレビに向かって文句を言ったりしてきたわけなのだが、彼はそこのところわかっている。

http://news.livedoor.com/article/detail/3068527/のほうは、元のLA Timesの記事は「日本人がいかにくだらない迷信を信じているか」という話だったはずなのが、日本語になったときになぜか血液型人格判断に肯定的な記述に書き換えられていたという経緯があったわけなのだが、斎藤はここでも「信じない」と言っている。

彼のブログは独特の文体でかなり楽しい。Wikipediaにも気さくな人柄と書かれているが、それが良く窺われるわけである。

というわけで、(突然ですが)斎藤選手、もし教育などに興味がおありでしたら、是非OLPCSqueakプロジェクトなどについて一度紹介させてください。