「僕が英語話せないのは日本の教育のせい」

shiroさんの日記経由で:

http://taichino.com/daily-life/daily-life-in-america/4272

「今のところ、どれくらい経てば飲み会で普通に話せるようになるのか、ちょっと想像出来ないです。」

僕の経験では「2年半」でした。

グループ内は非常に発音もきれいで頭の回りも良く、良く気がつくJohn Maloneyという人が唯一のプログラマの同僚で彼がいたために助かりましたが、他のメンバーは皆デザイナーでしたし、Johnも遠隔地の人だったのでまあ境遇は似たりよったりだったでしょう。2年半でそれなりに理解できるようにはなってきたと思いましたが、それでも話題が子供の頃に見たテレビ番組の話になったりして(僕が突然ガンダムネタを話すようなものだ)、アメリカ人の感覚として「アメリカで何度もリピートしているような有名テレビドラマは当然日本でも世界でもみんな見ているだろう」という態度をみることもあるわけではありましたし。これは言うなれば先方の方に「異文化交流のスキルと理解がない」と言うことだったとは思いますが、そういうことを言ってもしょうがないし、つまり英語がしゃべれるかどうかとそういうスキルとは関係は比較的薄いわけです。

でも、他のコメントを残している人と同様に、これを日本の英語教育の問題にしてもしょうがないと思いますね。英語教育があったから文献が読めてその世界に身を投じることができているわけですし。