USCでCroquetのデモ

David Smithが来ていたりするといろいろなことが起きる。今日はまたしてもAlanの代役として、急遽USC(南カリフォルニア大学)についていってデモをする事になった。

USCににはSchool of Cinema-Televisionという学科があって、そこのボスはScott Fisherという、AlanAtari時代からの知り合いであり、Davidとも長年交流があり、慶応大学でも数年教えていた事があって、とにかくいろいろなことを発明してきたというその道では有名な人である。実は日曜日のコンサート(http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20040328#p1)にも奥さん連れで来ていたのだが、奥さんorkutでも有名な伊藤穣一氏(http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20040313#p5)の妹さんである。

School of Cinema-Televisionのビル(の一つ)は映画監督のロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)の名が冠されている。中は(外も)そんなに未来的なビルではなくて学生がたむろしているいくつかの部屋は僕の大学時代の研究室を思い出させるようなたたずまいであるが、他の部屋はスタジオになっていてsitcomのようなセットが作られていたり、廊下には監督のサイン入りのポスターがずらずら並んでいたり、やっぱり名前に違わず面白いところである。写真はそのようなポスターの一つ、ジョージ・ルーカス(George Lucas)のサイン入りスター・ウォーズ(Star Wars)のポスターである(フラッシュ切るの忘れた!)。

デモそのものはいつもと同じメニューであるが、学生達はあんまりテッキーな感じではなかったので、P2Pの共有環境というのがどう違うのか、というようなあたりは少々伝わりにくかったかもしれない。

Scott Fisherのところではいろいろな映画監督を招いて講演をしてもらったりしているそうで、2週間くらいのうちに高畑勲が来て話すし、今は押井守を呼ぼうとしているそうである。来るときにはちょっと頼んで忍び込ませてもらおうと思った午後であった。