SqueakFest 2004

SqueakFestに参加するのは初めてなのだが、今年はHPやAppleがスポンサーをしてくれて、iBookが90台貸し出されていたり、お昼や朝ごはんや夕方のビールも用意されていたり、そして参加者の人数も去年に比べて倍くらいになっていたりとなかなかの賑わいであるそうである。

Wade Robertsの開会の挨拶で始まったSqueakFest。それを引き継いだKimが、最近お気に入りのジョークである「SqueakFestには世界中から参加者が。ブラジル、日本、カリフォルニアなどの」というやつを披露したり。

Michaelによる、新しいSqueakland版イメージに関する紹介。3.8aに基づくSqueakland版イメージのalpha版を配って使ってもらい、バグだしをしてもらう。もちろんぽろぽろバグは出てきたわけである。

次は、Columbia College of Chicago、Interactive MediaにおけるSqueakの取り組みについて。実は毛玉のデモ作りをしていたのであまりまじめに聞いていなかった。正直申し訳ない。が、CarolineやKarenがものすごく情熱的にReggio Emiliaの取り組み(Reggio Approach)を引用し、「聞く(ascoltare)」ことを重視して、ドキュメンテーションを作って、ということを強調していた。あのレベルのドキュメンテーションを作る努力ができればかっこいいね。(Reggioについては、この日記を検索してみてください)。

BJ (Betty Joだったのか)のOpen Schoolでの取り組み紹介。あの人の語り口には特徴がある、といつも思う。コンピュータを学校に置いたときの苦労などに、聴衆の同業者から同感の声が上がっていた。