ESUG (5日目)

Avi BryantによるSeasideの話。とても上手にまとまっていた。

Backボタン問題を例に、コントロールフローの話。"continuation"という言葉を使わずに状態の保存の便利さを言う。分離されたコンポーネント。素直な制御フローのプログラム。#isolate:。box officeでPOSアプリケーションを書いて、同じようなコードをたくさん書いているのを見たのがきっかけ。Wikiっぽい感じで、今見ているページのCSSを編集できる機能がある。かっこいい。

Marcusによる、ドイツ語でのSqueak e.V.紹介と、MarkusによるFibonacci計算の例。きれい。

StephaneのBot Inc.の紹介。あと、以前にも一度Stephaneが紹介していたけど、Suzzanne Guyaderという引退した美術の先生が作った"Squeak Art"の紹介。OMG! うつくしかっこよすぎ(http://p7app.geneve.ch:8090/squeak/6)。

MichaelによるSqueakFestの報告、といいながらいろんなことの紹介。シカゴで、コンピュータの前で突っ伏して寝ている人の写真も出てきたりしていたな。

Julien。なぜこのタイミングで車の運転の例を実演するのだ?ODECoも見せていたのだが、"Centrifugal"で何をして良いのか知らなかったので、横から出て行って助けてしまいました。

Bela-Andreas Bargel。ドイツ語での発表で、学校での経験を見せているようなのだが、なんだかどうしても子供の描いた絵を出して回す、ということを違う絵で何度も何度も繰り返すだけでなかなか話が進んでいないような気がする。

というわけで、ついに私の出番。Apple Hillとほぼ同じ毛玉のデモをして、世界聴診器のデモを5分くらいやって、日本のSqueak事情という話を5分くらいして終わり。あ、最初にDVDの宣伝をしたんだった。「僕は謙虚な日本人だからこんなことは言わないけど、もしStephaneだったらこういうね。"もしあなたがSmalltalkerで、まだこのDVDを見たことがないとしたら...Shame on you!"」とか言って。

盛り上がったようであるので良かった良かった。はやく新しいバージョンで使えるものを作りたいものである(あーあ)。

5時頃電車に乗って、Berlinまで。Berlin Plaza Hotelは先週泊まったところとほぼ同じような料金だったけど、こっちはまともなホテルだった。空港へのバス停も近いし。Andreasは、空港から2分のホテルというのがあって、朝早いフライトを使うときはそこに泊るのが良いと言っていたが。

夜はホテルのレストランで、ソーセージ入りのスープを食べ、肉塊ときのこといんげんをたんまりと食べた。結構美味。高かったけど最後だし。

ヨーロッパ人の生態が観察できて、いろんな人とたくさん話せて、あちこち観光もできて(あっ!)、発表もだいたいうまく行って、だいぶん楽しかった。疲れてきて、話すのが面倒になって、疎外感を味わい始める直前での脱出だし。