手塚君の発表

さすが手塚君。上手でした。

 都市というものが認知的にどのように捉えられているか、という疑問点は非常に面白いと思いましたね。LAにいると、とってもstreet指向な概念が支配していて、Web上に載っている道案内も「ストリートに入る」ということの連鎖だけになっているのが普通ですし、友人と話していても、「xxx is "on" Glenoaks.」という言い方だけで情報量の9割方が伝わるような意識があって、「ああ、この人たちの頭の中では、都市というのは白い紙の上に描かれた、交差しあう黒々とした線で構成されているのだな」という印象をしばしば受けます。手塚君の発表は京都を例題にして、ランドマークとして使われているように思われるものが何なのか、ということをWebから抽出しようという話ですが、その抽出方法に使った解析方法がどのくらい京都依存なのかに興味が出ます。(ということを質問してみました)。