ライセンス

dieさんのところ(http://www.hizum.net/01misc/zz000158.read)に続いてしまいました。

 dieさんのおっしゃることを平たく言うと「open sourceという言葉は狭義の意味で使うべきで、それ以外に使うのは意味を希釈するのでよろしくない」というものかと思います。ただ、http://www.opensource.org/advocacy/faq.phpにある

We strongly encourage everyone who cares about open software to use the term
only to describe licenses that conform to the OSD,
or software distributed under such licenses

のところにあるように、「必ずしもOSDに合致しなくても許される」というものかなあとは思います。

 これはしばらく前にあった「オブジェクト指向」の話に似ていますよね。オブジェクト指向のほうの僕の立場としては、「別にC++Javaを意味する言葉として使うなとは言わないが、最初はちょっと毛色の違うものを指す言葉として生まれたし、今でもそういう意味で使いたがっている人もいる、ということは知っておいてほしい」というものです。"open source"のほうは、技術用語というよりはマーケティング用語ということですし、もともとopenなことを志向している、という点からもドグマ的になるのは避けたいものの、元の意図は汲んで使いたいと思います。