愛・地球博

朝早起きして名古屋へ。思いがけなくも9:30の開場前に到着するという想定外の事態になったため、ちょっと心持ちが代わって遊びモードになってしまったかもしれない。しょうがないので、開場後トヨタグループ館に直行して整理券をもらったあと、本来の仕事であるスペイン館に向かう。

Julioもちょうど出勤してきていたので、一緒に裏側に入り、ちょっと準備。といってもラップトップコンピュータを並べてSqueakを起動しておくだけであるが。この辺になって、今まで俺はワークショップの先生役を一人でしたことがないことに気が付き、話す内容について頭の中でシミュレーションを始める。

11時過ぎに清洲中学校の子供達がどこからともなくスペイン館の2階に現れた。最初に彼らにとってはやや退屈であっただろうLinExプロジェクトの歴史をビデオで見せていた。

そしてSqueakのワークショップ。言うべきことは判っていたので筋道は外さずに説明できたようには思う。阿部さんが操作してくれていたので、手と口と頭ではなく口と頭だけ働かせていればよかったのでよかったし。

似たようなセッションをもう一度別の中学生グループ相手にして(どこの中学だったのだろう)、今日のお勤めは終了。eToysの車の運転は、やっぱり食いつきが良くて手ごたえあるね。

小さな反省点は、「ちょっと進んでちょっと曲がるのを繰り返すと円になる」と言うときに、「さあクイズです、どんな図形になるでしょう」と聞けるだけの親近感を醸し出したかったかなあと。今日は「はい...えっと...つまり...円になるわけですね」というような天下り的な説明になってしまったので。

PacoとJulioにはだいぶん喜んでもらって、またExtremadura産ワインをおみやげにもらってしまった。うれしいのだが、この後一日ワインボトル(Corte Real 1997とVega Esteban 2003)を二本提げて歩き回ることに。きれいな日差しで蒸し暑くもなく爽やかな春の日で助かった。入場招待券をちょっと余分にもらって置けばよかったかなあ。