会話
いろいろな話題で話した一日であった。オブジェクトモデルとかビューイング・アーキテクチャーとか、オルガンとかベクトルとか。
横田宗隆さんという人は、世界のオルガン建造家の中でも、「あいつが一番だ」と言われるほどの第一人者らしい。スウェーデンで有名なオルガン製作プロジェクトが始まったときも、オルガン建造家の互選で担当することが決まったそうである。
Alanはオルガンのパイプ作りもやったことがあるそうだ。とても軟らかい合金で、溶かしてさーっと布を敷いた机の上に流してシート状にし、それを他の金属の棒に手で巻きつけてぎゅっぎゅと握り、板で叩くとぴかぴかつるつるのパイプになるそうである。鍛冶仕事もやって、金属が発するオレンジ色の度合いを30段階くらい見分けられるようになると、そこでどうやって叩くと何が起こるかわかってきて面白くなるとか。