仕事

転職しました

https://blog.ycombinator.com/harc諸般の事情により所属先が変わりました。といっても過去にあった所属先変更と同様に、同じグループで、同様のビジョンに基づいた研究・開発をしています。新しい職場はY Combinator Researchというところで、グループの名…

Edward Tufte セミナー

視覚化やプレゼンテーションに関するアイディアや著書で有名なEdward Tufteは、1日セミナーを全国で開催しているのですが、今回は近場で開かれるということで参加してきました。立派なホテルのホールに200人くらい受講者が来ているのでなかなかのものです。…

プロファイラのバグ

なんだってー!!http://lists.squeakfoundation.org/pipermail/squeak-dev/2015-January/181556.html前のプロジェクトでSqueakを使っていた頃は結構QSystemProfiler(改名されてAndreasSystemProfierとなった)の結果を当てにしていたのですが、まさか抜けが…

ESUG 2014とロンドン観劇

European Smalltalk Users Group Conference に10年ぶりに参加してきました。フレンドリーで、かつ激しい議論を戦わせるだけでの共通認識があるので、楽しい会議である事には違いないです。新しいVMがぽろぽろ出てきていたり、ベンダーも多数来てプロダクト…

最近読んだもの

"A 15 Year Perspective on Automatic Programming" by Robert Balzerhttp://www.cs.utexas.edu/~idbaxter/cs395T/papers/Balzer85AutomatedProgramming_01701945.pdfRobert (Bob) Balzerは"history-playback debugger"とか"Dataless Programming"とかに関す…

Scratch@MIT

4年ぶりにScratch@MITに参加しています。以前ののんびりした感じよりも、大人がまじめな事をしている集まりの用でもありますが、それぞれの人は本当に元気で面白い事を考えているので、素晴らしいです。日記を検索したら、私が書いたScratchに関する最初のエ…

出張

2週間にわたってドイツとイギリスに出張してきました。ドイツはStuttgartとTübingenに近いGäufeldenという街というか村で、共同開発者とハイキングをしながら設計会議をみっちりと。イギリスの方はAPL系配列言語の開発者達が密かに集まってこれまたみっちり…

The Future of Programming Workshop

http://www.future-programming.org/call.html です。最近はときどきいろいろなプログラム委員になっている気がしますが、これは結構楽しみです。"Communications Design Group SAP Labs"というのはAlan Kayが音頭取りをして新たに設立した研究グループです…

Emina Torlak来訪

Eminaさんは、KodkodというSATソルバーを作ったり、ソルバーを使ったDSLを作るためのフレームワークRosetteというものを作ったりししている研究者の人です。Onward 2013!で発表が前後したりした関係で(同僚のHesamは前からDagstuhlセミナーに一緒に参加した…

Cyc

先週は1週間まるまるAustinにあるCycorpに缶詰になり、みっちりとCycについて勉強していました。Cycというのは大きな知識ベースとその推論システムの名前です。もともとは日本の第5世代コンピューティングプロジェクトに脅威を覚えたアメリカが、対抗するプ…

Joe Hellersteinの講演

今週は、Bloomをやっていて、今はTrifactaという会社を始めている Joe HellersteinがUCLAに来て講演していました。Bloomというのは、Alan Kayが「未来はみんなこういう風にプログラムを書くようになる!」と言ったとされている言語で、我々のグループも注目…

新言語GPにapplyを実装。そしてDavid Pattersonの講演

新言語GP (Guinea Pigとも呼ばれている)にapplyを実装するだけの簡単なお仕事でした。その後David PattersonがUCLAで講演するというので遠路はるばる運転して拝聴。ネタはSoftware Engineeringをどう教えるか、そしてMOOCがどう絡むか、という話でした。新し…

AGERE 2013のスライド

http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20131101#p1 で言及した発表ですが、なんとか静止画をたくさん作ってPDFにまとめてみました。興味のある方はご笑覧ください。 http://tinlizzie.org/~ohshima/AGERE2013/AGERESlides.pdf1時間以上の発表であることないことい…

Emacs lldb

gud modeを拡張してlldbも使えるようにするというのが自然なわけだし、昔はlldbのtrunkにもあったはずなのに今はなくなっている。何で?http://comments.gmane.org/gmane.comp.debugging.lldb.devel/1368

SPLASHを終えて

(English Translation available at: http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20131109#p1) SPLASHという名の下にいくつかのワークショップが開かれているのですが、その中の一つに、FOOL (Foundations of Object-Oriented Languages: http://fool2013.cs.brown.edu…

SPLASH 2013

今年はなぜか2件、しかも一つは招待講演(Workshopだけど)ということで、なんだか大変でした。一応何週間もかけて準備したので何とかなったのですが、疲れました。動画はありませんし、「スライド」で発表したわけでもないのでそれを見てもらうのもちょっと…

論文 "KScript and KSworld:A Time-Aware and Mostly Declarative Language and Interactive GUI Framework"

ウェブにあげてあります。http://www.vpri.org/html/writings.php

松澤君来訪

旧大岩研で10年くらい前に数週間「インターン」をした松澤君が訪問してくれました。岡ちゃんのうわさ話や、最近の仕事など。彼(ら)のシステムはちゃんと動いて学生が使えるところまで行っているのが偉いところです。

OMeta-JS

しばらく仕事に関係ないことばかりかいていましたが、仕事(笑)はしています。FRPの実験も粛々とすすめ、Lively Kernel上で例題もいくつか動いています。VPRIにはインターンが数人いますが(さらにいつでも募集中です!)、そのうちの一人Long NguyenがOMeta-JS…

和訳校正

8000語程度の原文が日本語に訳されたものを手直し。およそ8時間くらいか。1から自分でやったらその倍くらいの時間だな、たぶん。

SAP

Palo Altoのオフィス訪問。SJCからタクシーに乗ってPalo Altoに行くのはHPに行っていた2005年かそこら以来だろうか。当時はチップを含めて45-50ドルくらいで行けていたと思うのだが、今は75-80ドル。これはインフレだ。Lively KernelはブラウザやJavaScript…

John来訪

Scratchはついにベータから正式リリースに移行するわけですが、隙を見て(?)JohnがLAに来ていました。

碁のプレイヤー

https://github.com/yoshikiohshima/SuzuGo にちょっとずつあげています。いちおう動くのですが、なぜかとても遅いです、今のところ。先日の記事に書き忘れましたが、この実装の目標の一つとしてはアクティブエッセイのねたにするというものもあります。プロ…

SGF Reader

Lively Kernel勉強という言い訳で、数ヶ月前に遊んでいたMonte Carlo法によるコンピュータ囲碁プレイヤーをSqueakからJavaScriptに移植中。最強を目指しているわけではないが、Web Workerを使って4スレッドくらいで走らせると、Squeakでやるよりも多くのPlay…

Web Workers

JavaScript初心者の私ですが、Web Workersで遊んでいます。https://developer.mozilla.org/en-US/docs/DOM/Using_web_workers や他のページを見ても、Workerそのものは"transient"なものであって、一度生成したら一度走らせて終了したらさようならして、とい…

Lively Kernel

なぜかコミッターになりました。 https://github.com/LivelyKernel/LivelyKernel

論文書き

某カンファレンスに出す論文を書いています。で、同僚に原稿を読んでもらってコメントを求めるのですが、"this is looking good"と返事をされたときに、本当のところそれがどのくらい良いと思っていっているのかはいまだに良くわかりません。

UCLA

今日はPeter AlvaroとNeil Conwayによるペア発表。BOOMとBloomの説明だったが、とてもよくまとまっていてわかりやすかった。Alanがぜひともスライドにコメントをつけて公開すべきであると言っていったので、期待である。

UCLA

先週は諸般の事情で2回とも休講だったが、今日はBOOMプロジェクトからUCLAの教員になったTyson CondieによるDatalogベースのプログラム解析技術や、ネットワーク仕様記述などの話であった。彼はMarineだったことのだが、話し方がそのステレオタイプにはまっ…

UCLA

今日はまた招待講演。今日はEやCajaのMark Millerだった。内容はobject capabilityの紹介とその実装である。前に話を聞いたときはECMAScript 3向けに、大変なソースコード変換をしていたように思うが(後で聞いたら5人チームで2年かかったとか)、Mark自身がEC…