ガソリン価格

アメリカでもカリフォルニアでも上昇中です。アメリカに来たころは$1.40/gallonくらいだったりしたのに、最近の価格をは$3.30とか$3.40とかそういう世界なのですよね。

最近見かけたものでちょっと気になって(円/リットル)に換算してみたら(google:3.40ドル/ガロンを円/リットルで)、107円/リットルとかなのですね。日本ではガソリンを入れたことなどなかったので良くわかりませんでしたが、日本での相場も調べたら126円とかそのくらいのようです。

というわけで、ほとんど差がなくなっているということになっています。すごいことだ。

この価格上昇の理由として、業界の専門家筋の発言としては「精製所のメインテナンスをしていて供給能力が絞られたために価格が上昇した」というような話があります。が、これはおかしいですよね。精製所をきまぐれで休止すれば価格を吊り上げることができる、ということですから。原油価格も上昇していますが、それによって石油会社は経営が苦しくなるどころか過去最高益を記録しているのです。原料価格が上昇したのに利益が上がるというのは普通の製造業ではちょっと考えられないことなわけですが、経営努力をせずとも人々が「しょうがないな」と思っていることに付け込んで価格を吊り上げれば利益が上がるのだからこんな簡単なことはないでしょう。