急なSeattle

急に決まった出張で、Seattleへ。今日は実際には予定は無い純粋な移動日で、移動時間にも余裕があったので11:00 amのフライトにしてみた。午後観光する元気があるかもという下心があったわけではある。

Easy Checkinをするときに、"are you interested in volunteering to relinquish your seat..."とか何とか言う、「オーバーブックしてしまっているので席を譲る気は無いか」というダイアログが出た。"interested in"というなら、さらにもう一度くらい確認画面が出るのかと思ったら、実は一発で決定になってしまうというインターフェイスだった。

只券をもらったし、もしかしたら予定通りの便にも乗れるかもしれないし、というわけでギャンブル心もうずいたのだが、次の便である4:30も何らかの理由で逃して今日中に着かないと恥ずかしいので、カウンターに行って取り消してもらった。でも、飛行機に乗って様子を見ると微妙に席が空いていたのだよな。只券損した。

OLPCのTrial-2向けにやらなくてはいけないこともあるのだが、ディスクイメージをダウンロードするのに時間がかかるということを口実に、昨日のLispもどきインタープリタの改良。いろいろなコードを単純化して、静的スコープに変えて、defineとifなども実装して、id:propellaさんのJoyShellを完全にパクリ、GUIで対話的に実行できるようにした。内部のデータ構造がCokeに似ているので、"Pepsi" ("not quite the real thing")、"Jolt" ("high caffeine")とかいうnaming convensionに従い、「偽コーク」という意味を込めて"McCOL"というタイトルが表示されるようにしてみた。上の欄にはトップレベルの環境が表示され、中のところには過去の記録が出る。

ということはさておき、SeattleはVancouverにも似てよい街だ。天気というものも存在するし、海と入り組んだ楽しさと、歩ける街と静かな暮らしが垣間見える家々。というわけで、夕方の会議のときに、「度の街も大体LAより良い街だということがわかってきた」と言ったら、「BostonやChicagoやSan FranciscoやSeattleのような良い街ばっかり見ているから、その意見はとっても偏っている」とScottに返された。まあそうかもしれん。

Seattleの空港は、いまどき珍しく日本語がえらくのさばっていた。そんなに需要があるとも思えんが。