Montreal観光

ここもまたいい町だなあ。北米はどこもLAよりも良い町だ。

MontrealはExpo '67が開かれたようだが、その当時の建物がいくつかまだ残っている。アメリカパビリオンはバックミンスター・フラーの球形の建物だが、中には環境問題に関する博物館が入っている。一緒に行ったDanはもちろん自分で水力発電機や風力発電機を作って自宅に設置するような人なのでそういう問題には詳しく、技術的な質問をガイドさんにして困らせていた。

その後はThe Basilica of Notre Dameへ行き、ガイドツアーに参加。イングリッシュゴシックで建てた後、内装を変えることになってフレンチゴシックの内装になったというちょっと変わった教会であるが、内部は本当にきらびやか。柱を強化コンクリートの芯に変えるまでは、全部が木造だったそうである。天井にある花窓も後から穴を開けたそうだ。雪国仕様で屋根の上が二重構造になっていたからできた業だったそうだが。

立派なパイプオルガンが会って、我々のガイドさんはパイプの本数を当てさせるクイズを出していた。俺は3500本と言ったのだが、実は7000本だそうである。下から見ていてパースが狂っていたのかもしれないが、なかなかでかい。後で歩きまわっているときに日本人の人々がいてガイドさんが説明していたのだが(というわけでそ知らぬ顔をして聞き耳を立てていたのだが)、彼女は5200本くらいだと説明していた。7000本のほうが正しそうだけど、正解はどちらなのだろう。我々のガイドさんは、創立の由来と歴史、建築家の履歴、モデルになった教会などなどについて大分話していたが、日本人のガイドさんは、ステンドグラスの模様やシンボリズム、そしてセリーヌ・ディオンが結婚式をした、ということなどを話していた(セリーヌ・ディオンってタイタニックのテーマソングを歌ったという以外にはツアーできているようなおばちゃんたちとは接点が無いと思うのだが)。

さらにIMAXシアターでAlpsという映画をフランス語で見た後、晩御飯。フランス人のようなジョークを言うウィエトレスさんで面白かった。

それにしても、フランス語訛りの英語はやっぱりとてもチャーミングに聞こえるな。なぜだろう。