Midori

土曜日にWalt Disney Concert HallでLA Phil.のコンサートを聞きました。五嶋みどりが、彼女のために作曲されたというEötvösによる"DoReMi"という曲を演奏するというのが売りでした。曲名も「だじゃれ?」という感じですが曲も実験音楽なので、みどりさんの一生懸命さは伝わるものの、「これはどうなのか?」と思わざるを得ない面はありました。その前にオーケストラが演奏したKodályの曲はちょっと映画音楽的かもしれませんが楽しい曲だったのですが。ちなみに、こちらがLA Timesによるレビューです。

http://www.latimes.com/entertainment/arts/culture/la-et-cm-la-phil-midori-review-20130121,0,2007266.story

彼女自身ももちろんとてもエンジョイしていたという可能性もなくはないのですが、一般論として「誰かが自分のために」という仕事を持ってきたときに、それを受け入れるかどうかというのは世界的に名を成したプロとしても難しい選択なのかもしれないな、と思ったり。

Intermissionではみどりさんと握手してサインをもらうこともできました。何語でしゃべれば良いのかこちらがかなり混乱しましたが。