Scientific AmericanとDiscover Magazine
アメリカにも科学雑誌はいろいろあるが、Scientific Americanという代表的な雑誌は月に66万部くらいは売れているらしい。日経サイエンスはScientific Americanと提携しているのだが、http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat097j/mat097j.htmlをみても2万部強しか売れていないし、写真でごまかしていると内山君に指摘されていたNewtonも実際は高々20万部ぐらいだと思う。先進国はどこでも理科離れみたいな事は言われているようだが、National Geographicという別の大物もいるし、科学雑誌の発行部数を見たりするとアメリカの底は深いところがあるなあと思うときもあるわけである。
僕は、このScientific American(略してSciAm)ともう一つDiscover Magagineというやつを大体毎月買っていた。SciAmは定番という事で買っているわけだが、Discover MagazineはThe Walt Disney Companyの子会社が出版している、ということもあってちまちま買っているわけである。
DiscoverはDisneyと関係があるだけに、Walt Disney Imagineering R&D時代の大ボス(つまりAlanのボスでもあった)で、今はアメリカ政府の盗聴・スパイ組織NSAでChief Scientist 的な仕事をしているというEric Haseltine が、一番最後のページに連載記事を書いていたりした。Eric本人の人柄は... まああんまり人の悪口を書いてもしょうがないのでここには書かないが、どちらかといえば、Discoverの最後のページを読んで、「ほら、また人の言っている事を勝手に使っているよ」という感想を持ちたいがために読んでしまうような人であった、というくらいは書いても良いかもしれない。
以前Travel ChannelというケーブルTVでWDIの特集をしたときに、Eric Haseltine は「The Best Way To Predict the Future Is To Invent It (未来を予測する最良の方法はそれを発明する事だ)」という例の言葉を、「昔ウォルト・ディズニーが"The Best Way..."と言いましたが」と臆面もなく言ってのけた男でもある。
が、しかしである。本当は毎月買っているつもりだったのに最近3ヶ月ぐらい買いそびれていたのだが、今日時間が空いたので久しぶりに最新号を買ったら、なんと最終ページの著者が変わってしまっているではないか。スパイ組織NSAに移った後でそんなに書き続けられるはずはないとは思っていたが、書くのをやめるきっかけがなんだったのかちょっと知りたい気はする。