鷲見さんによるLLMの感想

isbn:4756144411eight Language Magazineに関して鷲見さんがhttp://d.hatena.ne.jp/sumim/20040330#p2に感想を書いてくださっています。感想をお願いします、と書こうとしたらその前にたっぷり書いていただきました^^;ありがとうございます。

Seasideにもユーザーレベルで書いたcontinuationがありますが、それはともかく「継続がある」あるいは「継続がない」とかという、という言い方はちょっと舌足らずで、言語から扱える一級オブジェクトとしての継続があって、それをwebセッションの遷移にきれいに関連付ける事ができるかどうか、ということが味噌でしょう。一方、ほとんど全ての言語ににおいて、それを等価な意味を持ったContinuation Passing Style(CPS)に書き換えられる、ということを思えば、そのような全ての言語にも暗黙的には「継続がある」、という言い方もできなくはないですし。

蛇足ながら、"call with"というのは渡された関数(みたいなもの)を呼ぶ機能だが、そのときに引数として現在の継続を渡すものである、というのが素直な説明かなあと思います。