仕事のやり方

今週は実家で働いているのですが(とかいいつつ映画にでかけてんじゃん、という突っ込みは却下)、やっぱり環境が変わると仕事のやり方が変わりますね。

大学院生時代は何人かのアーティスト(英語や日本語)のCDを研究室に持って行き、それらをヘッドフォンで聞きながらコードを書いていたりしたものです。日本時代の最後の頃からは、まず聞くアーティストがひとりに絞られてきて、なんだか唄の歌詞をじっくり聴いていると仕事にならないため、そのような「ながら作業」をする風習も大体廃れていました。

その唯一のアーティストのCD群は今Glendaleのアパートに置いてあるのですが、実家の棚を眺めてみると昔聞いていたCD達がぎっしり並んでいます。なんとなくメランコリックな気分にもなっていたので何か音楽を聴きたくなり、昔のやつを引っ張り出して聞きながら作業をしてみました。

さすがに自己ヘビーローテーションで聞いていたCD達だけあって、良く覚えているものですね。「ながらでは捗らない」というのは間違いないわけですが、それでも昔を思い出させてくれる曲を聞いていると"it made me smile"という感じです。

"it can even make me cry"ということでは、英語のものとして実際Carpentersを良く聞いてました。昔は歌詞カードを読んでも意味はわからず、滑らかなメロディーと言うことだけで聞いていたようなものでしたが、今聞くと、前より良く意味が理解できます。これは当たり前かもしれませんが、なんだか自分を対照サンプルとした実験結果として非常に結果がわかりやすく自分で感心してしまいました。

仕事のやり方が変わる、という話には、別の要因もありました。この家がGlendaleのアパートと大きく違う点は、ビールの缶がどんと冷蔵庫に入っていたりすることです。ビールは仕事中は我慢して終わった後で飲む、というのが正しいと某所には書いてありますが、柴山先生は「酒も飲まずにコードが書けるか」ということをBitに書いていたので、缶をプシュッと開けて、「アルコールがおおしまの作業効率に及ぼす影響」という題で実験を行うことにしました。ビールは淡麗Green Labelというやつです(ビールじゃないです、本当は)。作業効率の変化は、...まだ良くわかりませんね。飲みが足りないかな。