Berlin 1日目

午後の早い時間にベルリンについて、予約していたはずのホテルにチェックインして観光。バスの一日券を買いメジャーなところを回る。広々とした土地の使い方のところに大きな建物がゆったりと散在しているところが特徴のようにも思う。

古さと新しさの共存、というテーマはMadridやMilanoでも同じだけど、もっと新しさを志向しつつ、広さによってごみごみした感じになっていない、という面もあるかと思う。Berlinも他のヨーロッパの主要都市と同様、過去に「ヨーロッパの首都」あるいは「ヨーロッパ最強国の首都」とになったことがあるわけだが、それが19世紀後半に起こったりしたのも違いだし、先の戦争の被害も新しさの意味を変えているみたいに感じる。

東西分断も大きいのだろう。今日行ったような所ではあんまりはっきりとした違いは(もはや)感じなかったが、Alexander Platzの辺りにある古そうなアパートのビルとかは「東」っぽかったけど、全体的に、東側ではいろいろ摩擦を起こしながらも、どんどん新しくしよう、という路線があるのかも。

戦勝記念塔はでかい19世紀の強いドイツの象徴。その北側にある、スフィンクスに乗って本を読んでいる神像はいったい誰だったのだろう。ビスマルクがAtlasやHermesを従えているのもよく判らなかったし。

ブランデンブルグ門は立派。この門もそうだけど、ローマ・ラテン系の影響よりもギリシャ系の方を好む面があるのかね? (ローマもギリシャ文化の影響は大いに受けているのであまり有意義な問いではないかもしれないが...)

その後は旧東ベルリン地域をひたすら歩き、Gendarmenmarktの前のカフェで休んだりした後、Museumsinselを通りすぎてAlexander Platzまで。そこのショッピングセンター内にあるイタリア料理やで軽く晩御飯を食べ、ホテルに帰る。

メジャーどころを回ろうとしすぎてしまって見方が浅かったかもしれないなあ。いろいろとおかしな人は見かけたけど。明日は博物館に行ったりしよう。