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 今日のキーノートはLegoとRobotのHenrik Hautop Lund。www.adaptronics.dkといっていたが、アクセスできるかな?発表の最後に出てきた"Hydra"というやつはかっこよかった。一ユニット100万円くらいするみたいだけど。

まずは普通のセッション。東工大三宅先生のCo-Creationというやつは面白かった。三宅先生自身は"AI"という言葉は一切言ったりしないわけですが、AIです。コンピュータを使った戦略ゲームのサポートシステムの話もありました。これも実際大規模でがんばっています。ただ、羊飼いゲームのルールを説明するようなときには、字だけでやろうとせずに、簡単な絵を混ぜればもっと簡単にできることでしょう。

午後はパネル。Alanの言葉をだいぶんぱくってしまうわけなのだが、本人がいたのでなかなか恥ずかしい。僕がやった5分のポジション表明では、例えば並列化したりして部分的なエラーに対応できるアルゴリズム、(Alanが昨日やっていたキーノートにあった、Butler LampsonによるSDSのOSを引用した)、MarvinやAlanが言うようなユーザーインターフェイスでのAIの復権、ということを言いつつ、毛玉のデモをちょっと混ぜたりしました。

 部分エラーに対処できる、というのはCroquetみたいなモデルとか、一部がサボっても良い毛玉で書くアルゴリズムとかそういう路線です。 UIの予測とか、候補提案とか、AIなんです。みんな言わないけど。ですので良いAIを作って、という方をまた攻めるのもありかなあと。

 ポジション発表の後もできるだけお客さんにならないようにがんばりました。でも、結局は3回くらい発言しただけだったかなあ。

 夕方からはSqueak BOFと称して濃い人と会合。五十嵐健夫さんも覗きに来てくれて、新しいねたもちょっと見せてくれました。伊藤先生のAIBOはかわいいものでした。