late-binding

late-bindingという概念そのものは別にプログラミング言語に限ったことでもなければ、ましてや前にも書いたように「メソッドディスパッチ」のことだけを指しているわけでもありません。どちらかといえば、「最初からすべてが判るわけではないので、可能なことはなるべく後のほう(普通は実行時を意味する)に決定する」という思想のことです(返事が遅れてすみません、とみざわさん)。
Alanの使うスライドにきれいに説明したものがありますが、どうすればみられるのでしょうね。

 設計に関連することでも、イテレーションを繰り返す(変な日本語かもしれませんが)手法だと、詳細を後で詰める、ということは大いにあるので、それもまたlate-bindingと言って良いと思います。