AndreasとScott来訪

小ミーティングを持つべく、カリフォルニアにいるチームメンバー集合。大人の話ではなく、テッキーな話がメインだったのでコードを書く上でとても有意義でした(大人の話ではないので日記にも書ける)。

日本チームのSqSquareもみんなで試しました。2日前よりもとっても良く動きます。ただ、いまのところまだ構造の入ったプレイヤは扱えない(みたいな)ので、某内部締め切りにどう生かしていくのかは難しい面もあります。

面白い発見は、日本人が期待する「すくすくえあ」あるいは「すくすくウェア」みたいな発音なんだよ、と教えても、基本的に誰も信じてくれないことでしょうか。英語圏の人は「エスキュースクエア」だし、ドイツ語圏の人は語頭のSが濁るのでなんだか良く判らんものになってしまいます。発表のときは是非「すくすくウェア」で通してください。(誰にとはなく)。

Stackの仕組みをどうすべきかについても、いろいろなトレードオフがあるわけですね。いろいろなところに出てくる1-to-1や1-to-nやn-to-nの関係をどのようにすべきか、と言うことについては、完全解はないのでなかなか難しい。がんばってください。(だれにとはなく)。

Tweakでは、tickingさせたいメソッドの頭にannotationとして""みたいに書くことができて、コンパイルされたCompiledMethod(クラスごとにひとつ)にその結果が埋め込まれます。が、この問題は、クラスにひとつしかない属性なので、すべてのインスタンスがそれを使わなくてはならないことと、そもそも役割分担として時計を管理するものと処理を記述したものが混ざっているのがよろしくない、ということです。

どうなってんだいAndreas、という疑問を持っていたのですが、Scottと一緒にぶつけたところ、「annotationというのはユーザーのため、というのが一義的な用途であり、デフォルトの振る舞いと値を提供するが、tickするかどうかはオブジェクトごとに管理すればよい」という理屈と実践の落ち合うところまで合意に達することができたのが収穫のひとつでしょうか。

毛玉もプリミティブを書くと大分eToysクラシック版に近いものが書ける所まできつつあります。

Alexはみんなが思っていることをびしっと言ったのが面白かったな。若さとは貴重だ。